特許
J-GLOBAL ID:201403062600833783

回転磁界センサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-175018
公開番号(公開出願番号):特開2014-035204
出願日: 2012年08月07日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】磁気検出素子に磁気異方性が生じることによって生じる誤差を低減する。【解決手段】回転磁界センサ1は、それぞれ信号S1,S2,S3を生成する検出回路10,20,30と、演算回路61,62を備えている。検出回路10は第1のMR素子を含み、検出回路30は第3のMR素子を含んでいる。検出回路20は、第1および第3のMR素子には設定されていない第1の磁気異方性が設定された第2のMR素子を含んでいる。第1の演算回路61は、第1のMR素子に生じた第2の磁気異方性に起因して検出値θsに生じる誤差を補正するための補正情報を求める。第1の演算回路は、第1の磁気検出素子に生じた第2の磁気異方性に起因して検出値に生じる誤差を補正するための補正情報を求める。ここで、検出回路10が生成する第1の信号および検出回路20が生成する第2の信号のうちの一方の異なる2つの信号に基づいて、補正情報を求める。演算回路62は、信号S1,S3と補正情報を用いて検出値θsを算出する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基準位置における回転磁界の方向が基準方向に対してなす角度と対応関係を有する検出値を生成する回転磁界センサであって、前記基準位置における前記回転磁界の方向は、前記回転磁界センサから見て回転するものであり、 第1の磁気検出素子を含み、前記基準位置における前記回転磁界の方向が前記基準方向に対してなす角度と対応関係を有する第1の信号を生成する第1の検出回路と、 第2の磁気検出素子を含み、前記基準位置における前記回転磁界の方向が前記基準方向に対してなす角度と対応関係を有する第2の信号を生成する第2の検出回路と、 第1の演算回路と、 第2の演算回路と を備え、 前記第1の信号と前記第2の信号における第1の磁気異方性に起因する変動の態様が互いに異なるように、前記第1および前記第2の磁気検出素子の少なくとも一方に前記第1の磁気異方性が設定され、 前記第1の演算回路は、前記第1の磁気検出素子に生じた第2の磁気異方性に起因して前記検出値に生じる誤差を補正するための補正情報を求めるものであって、前記第1の信号および前記第2の信号のうちの一方の異なる2つの信号に基づいて、前記補正情報を求め、 前記第2の演算回路は、前記第1の信号および前記補正情報を用いて、補正された前記検出値を算出することを特徴とする回転磁界センサ。
IPC (1件):
G01D 5/245
FI (1件):
G01D5/245 N
Fターム (13件):
2F077AA20 ,  2F077CC02 ,  2F077JJ01 ,  2F077JJ10 ,  2F077JJ23 ,  2F077JJ24 ,  2F077NN02 ,  2F077NN17 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ05 ,  2F077QQ09 ,  2F077TT16 ,  2F077TT42
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 回転磁界センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-192211   出願人:TDK株式会社

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