特許
J-GLOBAL ID:201403063680562609

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-226472
特許番号:特許第5455266号
出願日: 2012年10月12日
要約:
【課題】ガス流路が内部に形成された多孔質の支持基板のガス流出側端部にコーティング膜が形成された燃料電池であって、コーティング膜にクラックが発生する事態を抑制し得るものを提供すること。 【解決手段】この燃料電池は、Ni元素を含まない多孔質の絶縁性セラミックス材料で構成され、複数のガス流路11が長手方向に沿って内部に形成された平板状の多孔質の支持基板10と、支持基板10の主面に設けられ、少なくとも燃料極、固体電解質、及び空気極がこの順で積層された発電素子部と、を備えた焼成体である。各ガス流路11の内壁面におけるガス排出側の端部、並びに、支持基板10の長手方向におけるガス排出側の端面に、支持基板より気孔率が小さく、且つ、希土類元素を含むジルコニアで構成されたコーティング膜が形成されている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 長手方向を有し、Ni元素を含まない多孔質の絶縁性セラミックス材料で構成され、1つ又は複数のガス流路が前記長手方向に沿って内部に形成された支持基板と、 前記支持基板の主面における互いに離れた複数の箇所にそれぞれ設けられ、少なくとも燃料極、固体電解質、及び空気極がこの順に積層されてなる複数の発電素子部と、 1組又は複数組の隣り合う前記発電素子部の間にそれぞれ設けられ、隣り合う前記発電素子部の一方の燃料極と他方の空気極とを電気的に接続する1つ又は複数の電気的接続部と、 を備えた焼成体である燃料電池であって、 前記各ガス流路の前記長手方向における一端側及び他端側がそれぞれ、ガス流入側及びガス排出側に対応し、 少なくとも、前記各ガス流路の内壁面における前記ガス排出側の端部、及び、前記支持基板の前記長手方向における前記ガス排出側の端面に、前記支持基板より気孔率が小さく、且つ、希土類元素を含むジルコニアで構成されたコーティング膜が形成され、 前記希土類元素を含むジルコニアで構成されたコーティング膜における前記各ガス流路の内壁面に形成された部分の表面粗さが、算術平均粗さRaで0.13〜5.2μmである、燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/24 ( 200 6.01) ,  H01M 8/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
H01M 8/24 Z ,  H01M 8/24 R ,  H01M 8/24 E ,  H01M 8/12
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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