特許
J-GLOBAL ID:201403064708014110

磁気測定データ校正装置及び方位角計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  棚井 澄雄 ,  五十嵐 光永 ,  小室 敏雄 ,  清水 雄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-163823
公開番号(公開出願番号):特開2014-025715
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】環境オフセットの変動に対する追従性を向上させる磁気測定データ校正装置及び方位角計測装置を提供する。【解決手段】本発明は、磁気素子から出力される磁気測定データを補正する装置であり、磁気測定データと、前回のオフセットとの差分から誤差関数を求める誤差関数計算部と、誤差関数及び前回の共分散行列からオフセット残差を算出するオフセット残差計算部と、前回の磁気測定データの測定時のオフセットに対し、オフセット残差を加算し、新たなオフセットを算出するオフセット更新部と、測定された磁気測定データを用い、以前に測定された磁気測定データを母集団とする磁気測定データの共分散行列を更新する共分散行列更新部と、更新されたオフセットと真値との誤差を示す第1評価値を算出するオフセット有効性判定部と、第1評価値が予め設定された第1閾値を超えている場合、オフセット処理の初期化を行う初期化判定部とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに直交する3つの測定軸を有し、測定軸方向の地磁気を測定する軸センサからなる磁気素子から出力される前記測定軸毎の地磁気の測定結果である磁気測定データのオフセットを求め、前記磁気測定データを補正する磁気測定データ校正装置であり、 測定された磁気測定データの前記測定軸毎の磁気データと、前回求められたオフセットとの差分から誤差関数を求める誤差関数計算部と、 前記誤差関数及び前回求められた共分散行列からオフセット残差を算出するオフセット残差計算部と、 前回の前記磁気測定データの測定時に算出した前記オフセットに対し、前記オフセット残差を加算し、新たなオフセットを算出するオフセット更新部と、 測定された前記磁気測定データを用い、以前に測定された前記磁気測定データを母集団とする磁気測定データの共分散行列を更新し、測定された前記磁気測定データを前記母集団に加えて新たな共分散行列を生成する共分散行列更新部と、 更新された前記オフセットとオフセットの真値との誤差を示す第1評価値を算出するオフセット有効性判定部と、 前記第1評価値が予め設定された第1閾値を超えているか否かの判定を行い、前記第1評価値が前記第1閾値を越えている場合、前記オフセット及び前記共分散行列を初期化する処理を行う初期化判定部と を備えることを特徴とする磁気測定データ校正装置。
IPC (1件):
G01R 33/02
FI (1件):
G01R33/02 L
Fターム (7件):
2G017AA01 ,  2G017AA03 ,  2G017AA16 ,  2G017AB09 ,  2G017AD42 ,  2G017AD53 ,  2G017AD55
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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