特許
J-GLOBAL ID:200903081206666213

方位データ生成方法、方位センサユニット、記憶媒体および携帯電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-230588
公開番号(公開出願番号):特開2006-078474
出願日: 2005年08月09日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 3軸の地磁気センサから得られたデータが特定の平面内に限定された場合でも、適正なキャリブレーションを行って正しい方位を測定する方位データ演算方法、方位センサユニットおよび携帯電子機器を提供する。【解決手段】 3軸の地磁気センサを備え、地表面に対して所定角範囲内傾けた状態で地磁気センサを該地表面と平行な面内で回転したときに、該3軸の地磁気センサから磁界データを入力するステップと、該入力データが同一平面内に存在するか否かを判別するステップと、該入力データが同一平面内に存在する場合に、該入力データが存在する円弧の中心座標と半径とを求めて仮オフセットを算出するステップと、前記磁界データを該算出した仮オフセットで補正して、方位データを演算するステップとを有する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
3軸の軸方向の磁界を検出する地磁気センサから出力されるデータを入力し、該入力されたデータに基づき磁界データを測定する磁界データ測定ステップと、 前記測定された磁界データを順次格納する磁界データ格納ステップと、 格納された複数の前記磁界データが三次元方位空間における同一平面内に存在するか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップで同一平面内に存在すると判別された場合に、前記格納された複数の磁界データに基づき、所定のアルゴリズムに従って、該磁界データが存在する円弧の中心座標及び半径を算出する円弧算出ステップと、 該磁界データと前記円弧の中心座標及び半径とを使用して該磁界データの標準偏差を算出する標準偏差算出ステップと、 前記円弧の中心座標が仮オフセット値として有効であるか否かを前記算出された標準偏差に基づいて判別し、有効であると判別されたならば、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定する仮オフセット値確定ステップと、 前記仮オフセット値が確定された後に測定された前記磁界データを前記仮オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを求めるための演算を行うステップと、 を具備する方位データ生成方法。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01R 33/02
FI (2件):
G01C17/38 C ,  G01R33/02 L
Fターム (4件):
2G017AA03 ,  2G017AA16 ,  2G017AB09 ,  2G017BA15
引用特許:
出願人引用 (3件)

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