特許
J-GLOBAL ID:201403065609287888

吊架線保護カバーの止めピン及びこれを用いた吊架線保護カバー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-066799
公開番号(公開出願番号):特開2014-189163
出願日: 2013年03月27日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】 吊架線保護カバーを構成する一対の分割体を固定するための止めピンを容易に着脱操作でき、かつ確実に抜け止めする。 【解決手段】 止めピン11は、分割体2のピン孔9a,10aの内周面を押圧するように撓ませつつ挿入させるための曲げ部12を有する弾性変形可能な金属線で構成する。止めピン11の一端部には、曲がりの内側に折り返して、先端がピン孔9aの出口から露出すると戻り変形して、固定部9に係合する抜け止め部13を備える。他端部には、曲がりの内側に折り返し、ピン孔9aへの挿入を阻止すると共に、固定部9のピン孔9aの内周面から側面までを受け入れるクリップ部14aを備えた摘み部14を設ける。ピン孔9a,10aに差し込んで出口側開口から抜け出た抜け止め部13を固定部9の側面に沿って押し込み弾性変形させると係合を解き、抜け止め部13をピン孔9aに押し込んで、止めピン11を引き抜ける。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
軸線方向に沿って二分割された半円筒部と、半円筒部の一端に鍔部と、他端に半径方向に突出し、前記鍔部に有する切欠にはめ込み可能な係合部とをそれぞれ備えた一対の分割体からなり、両分割体を半円筒部の軸線方向に互い違いに係合させることにより糸巻状に組まれる吊架線保護カバーにおける前記鍔部及び係合部の外側面から一体的に突出する固定部を貫通するピン孔に差し込んで両分割体を固定する止めピンであって、 軸線直交方向の幅が前記ピン孔の直径を超え、ピン孔への挿入により弾性変形させるための曲げ部を有する金属線からなり、 一端部が前記曲げ部の曲がりの内側に突出し、前記ピン孔の出口側開口から抜け出ると曲がり部の戻り変形により開口から外れた位置に変位して、前記固定部に係合する抜け止め部と、 前記抜け止め部が前記固定部に係合する挿入位置に達したら、前記ピン孔への挿入を阻止する他端部の摘み部とを具備し、 前記固定部に係合した抜け止め部をピン孔の軸線に沿うように止めピンを弾性変形させることにより係合を解除して引き抜き可能であることを特徴とする吊架線保護カバー用止めピン。
IPC (1件):
B60M 1/22
FI (1件):
B60M1/22 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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