特許
J-GLOBAL ID:201403066102387704

縦続接続型伝達系パラメータ推定方法、縦続接続型伝達系パラメータ推定装置、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-041577
公開番号(公開出願番号):特開2013-179434
特許番号:特許第5596724号
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2013年09月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 過去の入出力に依存しない特性を持つ非線形系と有限長のインパルス応答特性を持つ線形系との縦続接続とみなせる伝達系について、当該非線形系のモデルパラメータおよび当該線形系のモデルパラメータを推定する縦続接続型伝達系パラメータ推定方法であって、 Pをゼロ以上の整数として、時刻nにおける上記伝達系への入力信号x(n)に対し、P+1個の異なる関数g0,g1,g2,...,gPを適用した結果と、当該各関数に対応する上記非線形系のモデルパラメータの推定値a^0(n),a^1(n),a^2(n),...,a^P(n)との積和として、上記非線形系の出力推定値s^(n)を得るステップと、 Lをゼロ以上の整数として、時刻n-Lから時刻nまでの各時刻に対応する上記非線形系の出力推定値s^(n-L),...,s^(n)について、s^(n),s^(n-1),s^(n-2),...,s^(n-L)の順に、当該各出力推定値に対応する上記線形系のモデルパラメータの推定値h^0(n),h^1(n),h^2(n),...,h^L(n)との積和として、上記線形系の出力推定値y^(n)を得るステップと、 上記伝達系の出力信号y(n)から上記線形系の出力推定値y^(n)を引いた誤差信号e(n)を得るステップと、 時刻n-Lから時刻nまでの各時刻に対応する各入力信号x(n-L),...,x(n)を、P+1個の上記各関数g0,g1,g2,...,gPに適用し、当該各関数毎に得られるL+1個の結果と、上記線形系のL+1個のモデルパラメータの推定値h^0(n),h^1(n),h^2(n),...,h^L(n)との積和に相当する値を時間積和値として得、当該各関数毎のP+1個の上記時間積和値を要素として持つ非線形系入力評価ベクトルX(n)と、時刻n-Lから時刻nまでの各時刻に対応する各入力信号x(n-L),...,x(n)を、P+1個の上記各関数g0,g1,g2,...,gPに適用し、上記時刻n-Lから上記時刻n毎に得られるP+1個の結果と、上記非線形系のモデルパラメータの推定値a^0(n),a^1(n),a^2(n),...,a^P(n)との積和に相当する値を関数積和値として得、当該時刻毎のL+1個の上記関数積和値を要素として持つ線形系入力評価ベクトルS(n)と、上記誤差信号e(n)、上記非線形系のモデル次数P、上記線形系のモデル次数Lを用い、Tをベクトルの転置として、上記非線形系のモデル次数Pおよび上記線形系のモデル次数Lに応じて、PがLよりも小さいほど更新量が大きくなるように正規化された上記非線形系のモデルパラメータの更新量で、上記非線形系入力評価ベクトルX(n)をスカラー倍したベクトルを上記非線形系のモデルパラメータベクトル[a^0(n),a^1(n),a^2(n),...,a^P(n)]Tに加えることで、時刻n+1における上記非線形系のモデルパラメータベクトル[a^0(n+1),a^1(n+1),a^2(n+1),...,a^P(n+1)]Tを推定し、上記非線形系のモデル次数Pおよび上記線形系のモデル次数Lに応じて、PがLよりも小さいほど更新量が小さくなるように正規化された上記線形系のモデルパラメータの更新量で、上記線形系入力評価ベクトルS(n)をスカラー倍したベクトルを上記線形系のモデルパラメータベクトル[h^0(n),h^1(n),h^2(n),...,h^L(n)]Tに加えることで、時刻n+1における上記線形系のモデルパラメータベクトル[h^0(n+1),h^1(n+1),h^2(n+1),...,h^L(n+1)]Tを推定する更新ステップと を有する縦続接続型伝達系パラメータ推定方法。
IPC (1件):
H04B 3/23 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04B 3/23
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Nonlinear Acoustic Echo Cancellation Based on Piecewise Linear Approximation with Amplitude Threshol
審査官引用 (1件)
  • Nonlinear Acoustic Echo Cancellation Based on Piecewise Linear Approximation with Amplitude Threshol

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