特許
J-GLOBAL ID:201403067689302885

熱切断加工機の素材熱伝播シミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 野田 雅士 ,  杉本 修司 ,  堤 健郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-163291
公開番号(公開出願番号):特開2014-018858
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】熱切断加工機による切断の進行に従って素材にどのような温度変化が生じるかがシミュレーションできる熱切断加工機の素材熱伝播シミュレーション装置を提供する。【解決手段】レーザ加工機等の熱切断加工機による切断過程における素材Wの熱伝播状況をシミュレーションする装置である。素材Wをボクセル近似して各ボクセルSに温度を持たせ、かつ隣接するボクセル間およびボクセルと空間との間にそれぞれ熱の伝わり易さの程度を示す拡散係数を持たせたボクセルモデルMを作成する。素材の切断経路R上における単位時間毎に切断される領域Raを計算する手段5と、入熱すべきボクセルSを計算する手段6を設ける。領域Raの各ボクセルSに入熱温度を設定する手段7を設ける。各ボクセルSにつき、入熱温度と拡散係数とを用いて、拡散方程式によって温度変化を計算する手段9を設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱切断加工機により板状の素材の切断すべき部分を入熱により溶かして切断する過程における前記素材に生じる熱伝播状況をシミュレーションする装置であって、 前記素材の一部または全体をボクセル近似して各ボクセルに温度を持たせ、かつ隣接するボクセル間およびボクセルと空間との間にそれぞれ熱の伝わり易さの程度を示す拡散係数を持たせたボクセルモデルを作成するモデル生成手段と、 前記素材の切断経路上における単位時間毎に切断される領域を計算する切断領域計算手段と、 この切断領域計算手段で計算された領域から、前記ボクセルモデルの入熱すべきボクセルを定められ規則に従って計算する入熱ボクセル計算手段と、 この入熱ボクセル計算手段で計算された入熱すべき各ボクセルに、前記熱切断加工機による切断時の入熱で前記各ボクセルと対応する素材の部位に生じる入熱温度を設定する入熱温度設定手段と、 前記ボクセルモデルの各ボクセルにつき、前記入熱温度と前記拡散係数とを用いて前記単位時間毎の温度変化を計算するボクセル温度計算手段、 とを備えた熱切断加工機の素材熱伝播シミュレーション装置。
IPC (6件):
B23K 26/00 ,  B23K 26/38 ,  B23K 10/00 ,  B23K 7/00 ,  B23K 15/08 ,  G06F 17/50
FI (7件):
B23K26/00 M ,  B23K26/38 320A ,  B23K10/00 501A ,  B23K7/00 B ,  B23K15/08 ,  G06F17/50 612A ,  G06F17/50 612H
Fターム (10件):
4E001BA04 ,  4E001DG05 ,  4E001QA05 ,  4E066AA01 ,  4E068AE00 ,  4E068CA17 ,  4E068CB02 ,  4E068DB01 ,  5B046JA04 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る