特許
J-GLOBAL ID:201403068148879388

光パルス列発生装置の安定化方法及び光パルス列発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 光石 俊郎 ,  田中 康幸 ,  松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-242777
公開番号(公開出願番号):特開2014-093648
出願日: 2012年11月02日
公開日(公表日): 2014年05月19日
要約:
【課題】閉ループ光回路の光ループ利得が変動した場合においても、この変動した光ループ利得を速やかに適正値に戻し、安定した一定強度の出力光パルス列を発生させることが可能な光パルス列発生装置の安定化方法及び光パルス列発生装置を提供する。【解決手段】例えば、光パルス列発生装置における制御電気信号生成回路22の構成を、PD41で制御用光パルス34を光電変換して生成した電気信号をスプリッタ42で2分岐した後、電気リミティングアンプ43では分岐された一方の電気信号を増幅して一定振幅の第1の電気パルスを生成し、電気リニアアンプ44では分岐された他方の電気信号を増幅して第1の電気パルスと逆極性で、第1の電気パルスよりも振幅が小さく、制御用光パルス34の強度の大小に応じた振幅の第2の電気パルスを生成し、コンバイナ45では第1の電気パルスと第2の電気パルスを合成して動的制御信号36を生成する構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
閉ループ光回路と、遅延調整手段と、制御電気信号生成手段とを有し、 前記閉ループ光回路は、入力光パルスを前記閉ループ光回路内に導入する光入力手段と、ループ周回光パルスを2分岐してその一方を制御用光パルスとし他方を前記閉ループ光回路内にループ周回光パルスとして再導入する光分岐手段と、ループ周回光パルスを光増幅する光増幅手段と、ループ周回光パルスを2分岐してその一方を光パルス列として出力し他方を前記閉ループ光回路内にループ周回光パルスとして再導入する光出力手段と、ループ周回光パルスに対する光ループ利得を調整する光ループ利得変調手段とを備えており、 前記制御電気信号生成手段は、前記制御用光パルスに基づいて、前記光ループ利得変調手段に作用する動的制御信号を生成し、 前記遅延調整手段は、ループ周回光パルスが前記光ループ利得変調手段を通過するタイミングに合わせて前記動的制御信号が前記光ループ利得変調手段に入力されるように前記制御用光パルスを遅延調整し、 前記光ループ利得変調手段は、前記動的制御信号が入力されたときにループ周回光パルスに対する光ループ利得が1になり、前記動的制御信号が入力されないときの光ループ利得が1未満になるように光ループ利得を調整する 構成の光パルス列発生装置における安定化方法であって、 前記制御電気信号生成手段では、前記制御用光パルスの強度が大きくなるほど、前記光ループ利得変調手段が光ループ利得を小さく制御する一方、前記制御用光パルスの強度が小さくなるほど、前記光ループ利得変調手段が光ループ利得を大きく制御する動的制御信号を生成すること を特徴とする光パルス列発生装置の安定化方法。
IPC (2件):
H04B 10/508 ,  G02F 1/035
FI (2件):
H04B9/00 508 ,  G02F1/035
Fターム (12件):
2H079AA02 ,  2H079AA12 ,  2H079BA01 ,  2H079CA04 ,  2H079DA03 ,  2H079EA05 ,  2H079FA01 ,  2H079KA19 ,  2H079KA20 ,  5K102AH23 ,  5K102MA01 ,  5K102MB04
引用特許:
出願人引用 (3件)

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