特許
J-GLOBAL ID:201403068674815394
地震計を用いた堤体の診断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
橋本 克彦
, 橋本 京子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-242161
特許番号:特許第5636585号
出願日: 2013年11月22日
要約:
【課題】ため池、ダムなどの堰堤および堤防などの堤体表面または内部に設置した地震計により測定した振動波形を用いて堤体の構造を容易且つ確実に診断する。
【解決手段】堤体Dbの表面または内部の少なくとも2箇所に地震計S1,S2を設置して各地震計により振動波形を継続的に記録するとともに、設置した地震計の内で選択した2箇所に設置した地震計S1,S2により測定された振動波形に関する逆重畳を変数とする関数を算出し、算出した一連の関数による波形について、その走時や振幅を読み取ることによって、前記選択した2箇所の地震計S1,S2間の主要な地震波伝播経路および周辺における地震波のP波またはS波についての直接波の伝播や散乱・反射といった地震波伝播現象から堤体内の地震波伝播の状況を評価して堤体内の構造を診断する。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 堤体の表面または内部の少なくとも2箇所に地震計を設置して各地震計により前記堤体の下方に位置する地盤からの振動による振動波形を継続的に記録するとともに、前記設置した地震計の内で選択した2箇所に設置した地震計により測定された振動波形に関する逆重畳を変数とする関数を算出し、算出した一連の関数による波形について、その走時を読み取ることによって得られる区間伝播時間および振幅を読み取ることによって得られる区間減衰量についてそれぞれ区間距離を考慮して算出した区間毎伝播速度または区間毎減衰特性の少なくとも1つに、堤体内の地震波であるP波またはS波の直接波、または反射波についての地震波伝播現象を反映させて評価した地震波伝播特性から堤体内の構造を診断することを特徴とする地震計を用いた堤体の診断方法。
IPC (2件):
G01V 1/00 ( 200 6.01)
, G01M 7/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01V 1/00 C
, G01M 7/00 A
引用特許:
引用文献:
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