特許
J-GLOBAL ID:201403070756759497
油圧アクチュエータ装置の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
西脇 民雄
, 西脇 怜史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-277535
公開番号(公開出願番号):特開2014-121737
出願日: 2012年12月20日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】シリンダ内周面の仕上げ切削加工を行うだけで、シリンダ内周面の表面粗さ形状を、液密用シール部材の摺動磨耗を抑える形状に管理すること。【解決手段】ベルト式無段変速機CVTに備える油圧アクチュエータ装置としての駆動プーリ12,22の製造方法において、プライマリ圧室14及びセカンダリ圧室24を油密状態にするシールリング15,25が摺動するシリンダ内周面12d,22dを加工する生切削加工工程と、シリンダ12b,22bの表面を硬化する熱処理工程と、シリンダ内周面12d,22dを、チップホルダ47に保持された切削チップ46を用いて加工する仕上げ切削加工工程と、を有する。仕上げ切削加工工程は、クルトシスRkuとスキューネスRskの測定値のうち、少なくとも一方が予め設定された管理値を超えた場合、切削チップ46を保持するチップホルダ47を交換する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
シリンダ内周面に摺接するピストンの外周に液密用シール部材が装着されたピストン/シリンダ機構で構成され、油圧が供給されることによって駆動される油圧アクチュエータ装置の製造方法において、
前記シリンダ内周面を、次の熱処理工程による熱歪みを考慮した加工寸法とする生切削加工を行う生切削加工工程と、
前記生切削加工した前記シリンダの表面を硬化するように熱処理する熱処理工程と、
前記熱処理工程を経過した後の前記シリンダ内周面を、チップホルダに保持された切削チップを用いた切削により設計寸法とする仕上げ切削加工を行う仕上げ切削加工工程と、を有し、
前記仕上げ切削加工工程は、前記シリンダ内周面の表面粗さ形状の管理パラメータとして、高さ方向の特徴平均パラメータである粗さ曲線のクルトシス(Rku)と粗さ曲線のスキューネス(Rsk)を用い、前記クルトシス(Rku)と前記スキューネス(Rsk)の測定値のうち、少なくとも一方が予め設定された管理値を超えた場合、前記切削チップを保持する前記チップホルダを交換することを特徴とする油圧アクチュエータ装置の製造方法。
IPC (5件):
B23P 15/00
, F16H 55/36
, B23B 1/00
, B23B 31/02
, B23Q 17/20
FI (5件):
B23P15/00 C
, F16H55/36 Z
, B23B1/00 N
, B23B31/02 610Z
, B23Q17/20 B
Fターム (6件):
3C029BB04
, 3C032GG27
, 3C045AA10
, 3J031BC02
, 3J031BC10
, 3J031CA02
引用特許:
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