特許

J-GLOBAL ID：201403072995617982

放射線線量測定用のゲル線量計およびその製造方法

発明者： 前山 拓哉 ,  姫野 龍太郎 ,  高木 周 ,  福西 暢尚 ,  野田 茂穂 ,  古田 琢哉 ,  深作 和明 ,  石川 顕一
出願人/特許権者： 独立行政法人理化学研究所
代理人 (1件)： 岡本 正之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-017201
公開番号（公開出願番号）：特開2014-209093
出願日： 2014年01月31日
公開日（公表日）： 2014年11月06日
要約：

【課題】 ゲル線量計などの線量計により3次元線量分布を測定する。【解決手段】 本発明のある実施形態のゲル線量計においては、溶媒または分散媒である水と、水により膨潤する粘土微粒子と、記録物質前駆体と互いに溶解または分散させて含んでいる放射線線量測定用のゲル線量計が提供される。記録物質前駆体は、放射線が照射されると水から電離して生成されるいずれかのラジカル、およびラジカルが互いに結合して生成される分子である分子状ラジカル誘導物の双方と反応して価数を変化させることとなる原子またはイオンを含んでいる。上記ゲル線量計においては、放射線が照射される前には分子状ラジカル誘導物と同種の物質が残存しておらず流動性が消失している。【選択図】図5

請求項（抜粋）：

溶媒または分散媒である水と、 粘土微粒子と、 放射線が照射されると水から電離して生成されるいずれかのラジカル、および該ラジカルが互いに結合して生成される分子である分子状ラジカル誘導物の双方と反応して価数を変化させることとなる原子またはイオンを含む記録物質前駆体と を互いに溶解または分散させて含んでおり、 放射線が照射される前には前記分子状ラジカル誘導物と同種の物質が残存しておらず、 放射線が照射される時点において流動性が消失している 放射線線量測定用のゲル線量計。

IPC (3件)：

G01T 1/04 ,  A61N 5/10 ,  G01T 1/29

FI (3件)：

G01T1/04 ,  A61N5/10 Q ,  G01T1/29 C

Fターム (13件)：

2G188BB13 ,  2G188BB14 ,  2G188BB17 ,  2G188BB19 ,  2G188DD41 ,  2G188KK01 ,  4C082AA01 ,  4C082AC05 ,  4C082AE01 ,  4C082AN01 ,  4C082AP01 ,  4C082AP03 ,  4C082AP20

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 放射線線量計用ゲル、及びそれを用いた放射線線量計
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-137991   出願人：独立行政法人日本原子力研究開発機構, 株式会社千代田テクノル
• 亜酸化窒素ガスの生物学的処理方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-057420   出願人：日立プラント建設株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• Diffusion suppression in gel dosimetry by addition of nanoclay
• ポリマーゲル線量計