特許
J-GLOBAL ID:201403073351526869

歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-254360
公開番号(公開出願番号):特開2014-103540
出願日: 2012年11月20日
公開日(公表日): 2014年06月05日
要約:
【課題】高性能な歪補償を少ない演算量で行う歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法を提供する。【解決手段】アンプモジュール6は、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、増幅器から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される。メモリレスアンプ部11は、増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いてアンプモジュール6がメモリレスの場合の出力を算出する。相互相関演算部13は、アンプモジュール6から出力された信号と、メモリレスアンプ部11により算出された出力との相互相関を計算し、その結果を基に、第1フィルタ及び第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する。歪補償部3は、伝達関数の推定値を基に入力信号の補償を行いアンプモジュール6へ出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力された信号を増幅する増幅器であって、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される増幅器と、 前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて前記増幅器がメモリレスの場合の第1の入力信号に対する出力を算出するメモリレス出力算出部と、 前記第1の入力信号に対する前記増幅器から出力された信号と、前記メモリレス出力算出部により算出された前記第1の入力信号に対する出力との相互相関を計算し、計算した相互相関の結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する伝達関数推定値算出部と、 前記伝達関数推定値算出部により算出された前記伝達関数の推定値を基に第2の入力信号の補償を行い、補償を行った前記第2の入力信号を前記増幅器へ出力する歪補償部と を備えたことを特徴とする歪補償装置。
IPC (2件):
H03F 1/32 ,  H03F 3/24
FI (2件):
H03F1/32 ,  H03F3/24
Fターム (13件):
5J500AA01 ,  5J500AA41 ,  5J500AC21 ,  5J500AF08 ,  5J500AF17 ,  5J500AK33 ,  5J500AK34 ,  5J500AK41 ,  5J500AK53 ,  5J500AM20 ,  5J500AS14 ,  5J500AT01 ,  5J500NG03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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