特許
J-GLOBAL ID:201403075151348489

歯車ポンプ、および歯車ポンプを作動させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大場 玲児 ,  高橋 始
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-520574
公開番号(公開出願番号):特表2014-521014
出願日: 2012年06月12日
公開日(公表日): 2014年08月25日
要約:
回転可能に支承された外歯のある歯車と内歯のある環状歯車とを有する、流体を送出するための歯車ポンプにおいて、噛合い部によって多数の送出空間が形成され、吸込側の流入通路および圧力側の流出通路とを有しており、流入通路と流出通路の間には密閉領域が構成されており、密閉領域には、歯車と環状歯車が回転したときに送出空間が狭まっていく側に開口部が構成されている。高圧噴射システムで流体を送出する方法において、歯車ポンプの圧力側の流出通路から高圧ポンプを介して高圧リザーバへと通じる第1の液圧経路と、歯車ポンプの圧力側の開口部から吸込弁および高圧ポンプのポンプシリンダを介して高圧リザーバへと通じる第2の液圧経路とが設けられており、歯車ポンプが高圧ポンプへの流体の予備送出の機能を果たす標準動作モードでは流体は第1の液圧経路と第2の液圧経路とを介して高圧リザーバに供給され、始動モードでは高圧リザーバで高圧を一時的に生成するために流体が第2の液圧経路を介してのみ高圧リザーバに供給され、それと同時に第1の液圧経路を介して歯車ポンプから外に出る流体量は、バイパス経路を介して歯車ポンプの流入通路へ再び供給される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
互いに偏心的に支承され、噛合い部を共同で形成し、送出作用を生成するために噛合い式に係合する、回転可能に支承された外歯のある歯車(3)と内歯のある環状歯車(2)とを有する、流体を送出するための歯車ポンプ(1)であって、前記噛合い部によって多数の送出空間(10)が形成され、前記歯車(3)と前記環状歯車(2)が回転したときに前記送出空間(10)が広くなっていく第1の角度領域(9)に吸込側の流入通路(7)が配置されており、前記歯車(3)と前記環状歯車(2)が回転したときに前記送出空間(10)が狭まっていく第2の角度領域(11)に圧力側の流出通路(8)が配置されており、前記流入通路(7)と前記流出通路(8)の間には密閉領域(12)が構成されている、そのような歯車ポンプにおいて、 前記密閉領域(12)には、前記歯車(3)と前記環状歯車(2)が回転したときに前記送出空間(10)が狭まっていく側に開口部(13)が構成されていることを特徴とする歯車ポンプ。
IPC (4件):
F04C 2/10 ,  F04C 14/00 ,  F04C 14/02 ,  F04C 15/06
FI (5件):
F04C2/10 341E ,  F04C2/10 321B ,  F04C14/00 C ,  F04C14/02 ,  F04C15/06 A
Fターム (16件):
3H041AA02 ,  3H041BB03 ,  3H041CC18 ,  3H041CC20 ,  3H041CC22 ,  3H041DD04 ,  3H041DD13 ,  3H041DD14 ,  3H041DD18 ,  3H044AA02 ,  3H044BB03 ,  3H044CC19 ,  3H044CC28 ,  3H044DD04 ,  3H044DD16 ,  3H044DD42
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • オイルポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-282255   出願人:アイシン精機株式会社
審査官引用 (1件)
  • オイルポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-282255   出願人:アイシン精機株式会社

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