特許
J-GLOBAL ID:201403079189467665
磁石励磁回転電機システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鈴木 由充
, 小石川 由紀乃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-172778
公開番号(公開出願番号):特開2014-033537
出願日: 2012年08月03日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】磁束位相制御によりシンプルな構造の界磁制御回転電機システムを実現する。【解決手段】永久磁石励磁の回転子に第一及び第二電機子を対向させ,第二電機子をハウジング12に対して可動に構成し,第一及び第二電機子の電機子コイル16の誘起電圧位相を変えて誘起電圧振幅を制御する。第二電機子の変位に際しては回転子と第二電機子間の相対位置を基準に駆動電流を流して第二電機子への大きな電機子反作用を利用して第二電機子を変位させる。更に同相の電機子コイル16を隣接する磁性体歯1bに互いに逆方向となるよう巻回した三相電機子コイル16として第二電機子に作用する振動的な力を抑制し,短時間の応答で界磁制御可能な回転電機装置及び界磁制御方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電機子との対向面に於いて周方向に隣接する磁性体突極が永久磁石により互いに異極に磁化された回転子と,前記回転子との対向面に於いて一以上の磁性体歯及び磁性体歯に巻回された電機子コイルが周方向に配置された第一電機子及び第二電機子とを有し,回転子は第一電機子及び第二電機子それぞれと微小間隙を介して互いに対向し且つ回転可能に構成された回転電機装置であって,第一電機子と回転子,回転子と第二電機子それぞれに於いて同相の電機子コイルが隣接する磁性体歯に互いに逆方向となるよう巻回された三相電機子コイル群と,前記三相電機子コイル群の電機子コイル数とは異なる数で最も近い偶数個の磁性体突極とで構成される磁極組み合わせが周方向に1組以上配置され,同一の相に属する第一電機子の電機子コイル及び第二電機子の電機子コイルペアが互いに直列に接続され,前記電機子コイルペアに属するそれぞれの電機子コイルが磁性体突極ピッチの整数倍だけ周方向に変位した位置を第二電機子の基準位置として第一電機子がハウジングに固定され,第二電機子がハウジングに対して周方向に可動に構成され,第二電機子を前記基準位置から回転子の通常の回転方向である順回転方向と逆方向の領域に変位させるステータ位置決め手段が配置され,回転電機装置の出力に応じてステータ位置決め手段は第二電機子を周方向に変位して電機子コイルに誘起される電圧が制御される事を特徴とする回転電機システム
IPC (4件):
H02K 21/24
, H02K 16/04
, H02K 1/27
, H02P 23/00
FI (4件):
H02K21/24 Z
, H02K16/04
, H02K1/27 503
, H02P7/62 C
Fターム (12件):
5H505BB03
, 5H505DD06
, 5H505EE30
, 5H505LL25
, 5H621BB01
, 5H621BB10
, 5H621GA01
, 5H621GB10
, 5H621HH01
, 5H622CA02
, 5H622CA06
, 5H622CB01
引用特許: