特許
J-GLOBAL ID:201403079259463301

モータ制御装置および電動ポンプユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡邉 彰 ,  岸本 瑛之助 ,  松村 直都
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-170904
公開番号(公開出願番号):特開2014-031724
出願日: 2012年08月01日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】 過出力を抑制することで、発熱および騒音を最低限に抑えることができるとともに、過出力抑制のために油圧センサを付加する必要がないモータ制御装置および電動ポンプユニットを提供する。【解決手段】 過出力抑制制御手段32は、油圧推定マップが設定された油圧推定部34と、目標油圧と推定油圧とを比較して電流指令値の低減量を出力する電流指令値補正量演算部35とを備えている。油圧推定マップは、複数の油温ゾーンに対応して複数設定されている。アイドリングストップ時においては、油温情報が高温ゾーンであれば、高温ゾーン用電動ポンプ出力特性Gに基づいて制御され、油温情報が中温ゾーンであれば、中温ゾーン用電動ポンプ出力特性Hに基づいて制御される。アイドリングストップ後、油温情報が高温ゾーンから中温ゾーンに変化した場合に、高温ゾーン用電動ポンプ出力特性Gに基づいて制御される。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
モータ制御信号を出力する制御信号出力手段が設けられた制御回路と、モータ制御信号の入力により作動して電動モータに対する駆動電力の供給を実行する駆動回路とを備えており、車両のアイドリングストップ時に、油の吸入および吐出を行う車両用電動ポンプを駆動する電動モータを油圧に基づいて制御する車両用電動ポンプのモータ制御装置において、 制御回路は、上位制御装置からの電流指令値を低減することで過出力を抑制する過出力抑制制御手段をさらに備えており、制御信号出力手段は、上位制御装置からの電流指令値に過出力抑制制御手段で得られた電流指令値の低減量を付加することでモータ制御信号を得ており、過出力抑制制御手段は、少なくとも電動モータの電流および回転速度に基づいて油圧を推定する油圧推定部と、目標油圧と推定油圧とを比較して推定油圧が高い場合に電流指令値の低減量を制御信号出力手段に出力する電流指令値補正量演算部とを備えており、油圧推定部には、電動モータの電流および回転速度と推定油圧との対応関係を示す油圧推定マップまたは油圧推定演算式が設定されており、油圧推定マップまたは油圧推定演算式は、複数の油温ゾーンに対応して複数設定されており、アイドリングストップ後に、温度ゾーンをまたぐ油温低下が発生した場合、アイドリングストップ中は、油温ゾーンをまたいだ際のモータ回転速度を維持することを特徴とするモータ制御装置。
IPC (1件):
F04B 49/08
FI (1件):
F04B49/08 311
Fターム (11件):
3H145AA24 ,  3H145BA20 ,  3H145BA32 ,  3H145BA38 ,  3H145CA09 ,  3H145CA21 ,  3H145DA48 ,  3H145EA17 ,  3H145EA20 ,  3H145EA37 ,  3H145EA42
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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