特許
J-GLOBAL ID:201403079922748960
徐放性粒子およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
岡本 寛之
, 宇田 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-135501
公開番号(公開出願番号):特開2014-094931
出願日: 2013年06月27日
公開日(公表日): 2014年05月22日
要約:
【課題】徐放性は元より、分散性および貯蔵安定性にも優れる徐放性粒子およびその製造方法を提供すること。【解決手段】IPBCを疎水性の重合性ビニルモノマーで溶解することにより、疎水性溶液を調製し、水と乳化剤とポリビニルアルコールとを配合して乳化剤-ポリビニルアルコール水溶液を調製し、疎水性溶液を乳化剤-ポリビニルアルコール水溶液中に乳化させ、乳化された疎水性溶液の重合性ビニルモノマーを、重合開始剤の存在下、ミニエマルション重合して、IPBCを含有する平均粒子径1μm未満の重合体を生成した徐放性粒子であり、ミニエマルション重合により得られる重合体は、溶解度パラメータδの双極子間力項δp,polymerが5.0〜7.0[(J/cm3)1/2]であり、溶解度パラメータδの水素結合力項δh,polymerが8.0〜10.0[(J/cm3)1/2]である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメートを疎水性の重合性ビニルモノマーで溶解することにより、疎水性溶液を調製し、水と乳化剤とポリビニルアルコールとを配合して乳化剤-ポリビニルアルコール水溶液を調製し、前記疎水性溶液を前記乳化剤-ポリビニルアルコール水溶液中に乳化し、前記重合性ビニルモノマーを、重合開始剤の存在下、ミニエマルション重合して、3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメートを含有する平均粒子径1μm未満の重合体を生成することにより得られる徐放性粒子であり、
ミニエマルション重合により得られる前記重合体は、Hansenで定義され、van Krevelen and Hoftyzer法で算出される溶解度パラメータδの双極子間力項δp,polymerが5.0〜7.0[(J/cm3)1/2]であり、前記溶解度パラメータδの水素結合力項δh,polymerが8.0〜10.0[(J/cm3)1/2]であることを特徴とする、徐放性粒子。
IPC (6件):
A01N 25/00
, A01N 25/10
, A01N 47/12
, A01P 3/00
, C08F 2/44
, C08F 2/24
FI (6件):
A01N25/00 101
, A01N25/10
, A01N47/12 Z
, A01P3/00
, C08F2/44 B
, C08F2/24
Fターム (22件):
4H011AA02
, 4H011BA01
, 4H011BB13
, 4H011BC19
, 4H011DA15
, 4H011DF02
, 4H011DH02
, 4H011DH30
, 4J011KA02
, 4J011KA04
, 4J011KA10
, 4J011KA16
, 4J011KA23
, 4J011KA25
, 4J011KB08
, 4J011KB09
, 4J011KB29
, 4J011PA44
, 4J011PA67
, 4J011PB40
, 4J011PC02
, 4J011PC06
引用特許:
前のページに戻る