特許
J-GLOBAL ID:201403082146046179

ボイラシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岩池 満 ,  加藤 竜太
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-038922
特許番号:特許第5534065号
出願日: 2013年02月28日
要約:
【課題】必要蒸気量が変動する度に複数のボイラすべての蒸気量を変動させることなく、複数のボイラの負荷率を平準化できるボイラシステムを提供すること。 【解決手段】複数のボイラ20を備えるボイラ群2と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4と、を備えるボイラシステム1であって、複数のボイラには、単位蒸気量U及び最大変動蒸気量が設定されており、制御部4は、必要蒸気量と出力蒸気量との偏差量を算出する偏差算出部と、複数のボイラを負荷率順に選択するボイラ選択部と、偏差量が最大変動蒸気量以上であった場合に、ボイラ選択部により最初に選択されたボイラの蒸気量を単位蒸気量U単位で最大変動蒸気量に対応する分変動させ、偏差量が最大増加蒸気量以上でなかった場合に、選択されたボイラの蒸気量を単位蒸気量U単位で偏差量に対応する分変動させる出力制御部と、を備える。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 負荷率を連続的に変更して燃焼可能な複数のボイラを備えるボイラ群と、要求負荷に応じて前記ボイラ群の燃焼状態を制御する制御部と、を備えるボイラシステムであって、 複数の前記ボイラには、変動可能な蒸気量の単位である単位蒸気量及び単位時間あたりに変動可能な蒸気量の上限値である最大変動蒸気量が設定されており、 前記制御部は、 前記要求負荷に応じて必要とされる必要蒸気量と、前記ボイラ群により出力される出力蒸気量との偏差量を算出する偏差算出部と、 前記複数のボイラを負荷率の低い順又は高い順に選択するボイラ選択部と、 前記偏差量が前記最大変動蒸気量以上であるか否かを判定する判定部と、 前記判定部により、前記偏差量が前記最大変動蒸気量以上であると判定された場合に、前記ボイラ選択部により最初に選択されたボイラの蒸気量を、前記単位蒸気量単位で前記最大変動蒸気量に対応する分変動させ、前記判定部により、前記偏差量が前記最大変動蒸気量の以上でないと判定された場合に、前記選択されたボイラの蒸気量を、前記単位蒸気量単位で前記偏差量に対応する分変動させる出力制御部と、を備えるボイラシステム。
IPC (1件):
F22B 35/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
F22B 35/00 E ,  F22B 35/00 G
引用特許:
出願人引用 (2件)

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