特許
J-GLOBAL ID:201403082492334067

均一粒径のポリマービーズを懸濁重合によって調製するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アイアット国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-194450
公開番号(公開出願番号):特開2014-062252
出願日: 2013年09月19日
公開日(公表日): 2014年04月10日
要約:
【課題】実施が簡単で高い費用効率にて均一粒径・品質のポリマービーズを短時間で懸濁重合により調製する。【解決手段】反応槽底部の50〜300ミクロン径の開口部からモノマー溶液を上昇流中に流量:2〜4L/hr、圧力:0.2〜1kg/cm2でパルス状噴射と同時に、並流してモノマー非混和性の液体溶液を上昇流中に開口部の上方・外周に設けた0.5〜1mm径の穴を介し流量:4〜8L/hr、圧力:2.5〜3kg/cm2でパルス状噴射し、モノマー溶液:液体溶液=1:4〜1:10であり、穴が開口部上方10〜40mmに位置すること、各々の溶液供給部間の流量差等に依る動的外力下で、液体溶液中のモノマー液滴を凝集等させずに反応槽内を上昇させつつ、反応槽中で部分重合・安定化すること、モノマー液滴を反応槽より高い位置の重合反応器にて重合すること、を含む方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
均一粒径のポリマービーズを懸濁重合によって調製する方法であって、 (i)開始剤を含有する重合モノマーのモノマー溶液を、上方へ流れるモノマー液滴の流中に、垂直に設置されたモノマー液滴形成反応槽の底部の50ミクロン径〜300ミクロン径の複数の開口部を通して、2L/時間〜4L/時間の流量及び0.2kg/cm2〜1kg/cm2の圧力でパルス状に噴射すると同時に、並流して、前記モノマーと非混和性の、懸濁安定剤を含有する液体溶液を、上方へ流れる流中に、前記開口部の上方かつ外周に配置される前記反応槽の底部の0.5mm径〜1mm径の複数の穴を通して、4L/時間〜8L/時間の流量及び2.5kg/cm2〜3kg/cm2の圧力でパルス状に噴射することであって、前記モノマー溶液と前記液体溶液との比率が1:4〜1:10(v/v)であり、前記穴が前記開口部の上方に10mm〜40mm離れて配置されることと、 (ii)前記液体溶液中の前記モノマー液滴を、パルスモノマー溶液供給部と液体溶液供給部との間の流量差及び圧力差、並びに前記モノマー溶液と前記液体溶液との間の密度差によってもたらされる動的外力下で、前記モノマー液滴の合体、凝集及び分解を生じさせることなく、制御された円滑な形で前記反応槽内を上昇させるとともに、前記モノマー液滴を、前記液体溶液中の前記懸濁安定剤による該液滴の部分重合によって前記反応槽において50°C〜60°Cで安定化することと、 (iii)前記液体溶液中の前記モノマー液滴を、撹拌機が取り付けられ、前記反応槽に対して高い位置に設置された重合反応器へと前記反応槽から水平に流出させ、前記重合反応器において80°C〜85°Cで重合させることと、 (iv)前記ポリマービーズを80°C〜100°Cで乾燥させることと、 (v)前記ポリマービーズを篩過することと、 を含む、方法。
IPC (2件):
C08F 2/18 ,  C08F 12/08
FI (2件):
C08F2/18 ,  C08F12/08
Fターム (23件):
4J011AA01 ,  4J011AA08 ,  4J011BB01 ,  4J011BB02 ,  4J011BB09 ,  4J011BB13 ,  4J011DA03 ,  4J011DB09 ,  4J011DB19 ,  4J011JA07 ,  4J011JA12 ,  4J011JB02 ,  4J011JB18 ,  4J100AB01Q ,  4J100AB02P ,  4J100AB16R ,  4J100CA05 ,  4J100EA05 ,  4J100FA21 ,  4J100FA28 ,  4J100FA43 ,  4J100FA47 ,  4J100GC25
引用特許:
審査官引用 (6件)
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