特許
J-GLOBAL ID:201403082790618434

スパイラル集電子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-024936
公開番号(公開出願番号):特開2014-143155
出願日: 2013年01月24日
公開日(公表日): 2014年08月07日
要約:
【課題】ロータリーコネクタの集電子の弾性変形量を適正範囲に治めるために、製造、寸法管理が容易で適正たわみ量範囲の広い集電子を提供する。【解決手段】ローラ集電子を従来の円筒形状ではなく、テープ状の薄板または細線ワイヤーのような線条素材を螺旋状に成形したスパイラル集電子3とする。テープ状の薄板、または細線ワイヤーを螺旋形状に成形することにより作製されるため、切削加工のように材料の無駄がなく、また簡易治具で製作可能なため、金型などの初期投資が不要となる。また、バネの反発力(接触圧)が小さいため接触圧を所定の範囲に収めるために必要なたわみ量の適正範囲が広くなり、これにより外周部材2、軸体1、スパイル集電子3の寸法公差を広く設定することができる。さらに、螺旋形状の一巻きごとに独立した位置とたわみ量を持つことが可能なため、微視的な接触面積(真実接触面積)が広くなり、接触抵抗が減少する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内周面が円形である外周部材と、前記外周部材に対して相対的に回転自在であり、前記外周部材の中空部に前記内周面と同軸に配設される軸体と、前記外周部材及び前記軸体間で半径方向に弾性変形しながら遊星運動するよう回転自在に配設されるローラ集電子とを備え、前記ローラ集電子を介して、前記外周部材及び前記軸体を電気的に接続するコネクタにおいて、螺旋形状に形成された前記ローラ集電子により構成されたことを特徴とするロータリーコネクタ。
IPC (1件):
H01R 39/28
FI (1件):
H01R39/28
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 回転電気コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-100329   出願人:株式会社山口製作所
  • 特許第3974647号
  • 特許第3974647号

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