特許
J-GLOBAL ID:201403084775185303

溶接部の検査装置とその検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  石川 滝治 ,  武村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-085150
公開番号(公開出願番号):特開2014-205182
出願日: 2013年04月15日
公開日(公表日): 2014年10月30日
要約:
【課題】たとえばレーザトーチとワークを離間して溶接するリモート溶接において、ワークの溶接部の溶接状態を精緻に検査することができる溶接部の検査装置とその検査方法を提供する。【解決手段】ワークW1、W2に設定された溶接軌跡C11、C12に沿って溶接用レーザ光L1を複数回照射し、もしくは、溶接用レーザ光L1によって溶融されたワークW1、W2の溶融池Y1に設定された走査軌跡C51、C52に沿って検査用レーザ光L5を複数回照射し、ワークの溶融池Y1からの反射光、ワークの溶融蒸発によって生じる蒸気発光、およびワークの溶融池Y1から放射される熱放射光を含む戻り光L2を受光し、戻り光L2から蒸気発光を含む短波長成分L2aと熱放射光を含む長波長成分L2bを抽出し、短波長成分L2aの強度と長波長成分L2bの強度の比率に基づいてワークの溶接部の溶接状態を検査する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のワーク同士を溶接する際に形成される溶接部の溶接状態を検査する溶接部の検査装置であって、 ワーク同士を溶接するために該ワークに設定された溶接軌跡に沿って溶接用レーザ光を複数回照射する、もしくは、溶接用レーザ光によって溶融されたワークの溶融池に設定された走査軌跡に沿って検査用レーザ光を複数回照射する照射部と、 前記照射部によって照射された溶接用レーザ光もしくは検査用レーザ光によるワークの溶融池からの反射光、ワークの溶融蒸発によって生じる蒸気発光、およびワークの溶融池から放射される熱放射光を含む戻り光を受光する受光部と、 前記受光部によって受光される戻り光から、蒸気発光を含む第1成分と熱放射光を含む第2成分を抽出する抽出部と、 前記抽出部によって抽出された第1成分の強度と第2成分の強度の比率に基づいて、前記ワークの溶接部の溶接状態を検査する検査部と、を備えている溶接部の検査装置。
IPC (1件):
B23K 26/00
FI (2件):
B23K26/00 P ,  B23K26/00 M
Fターム (10件):
4E068BA00 ,  4E068BE00 ,  4E068BF00 ,  4E068CA02 ,  4E068CA11 ,  4E068CA15 ,  4E068CA17 ,  4E068CC01 ,  4E068DA14 ,  4E068DB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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