特許
J-GLOBAL ID:201403085499736208

ブロー成形容器と内層の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-241289
公開番号(公開出願番号):特開2014-091530
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月19日
要約:
【課題】 積層剥離ボトルにおいて、軸対称に位置して内層の潰れ変形形態を規制する両規制機能部の少なくとも一方を、内層に対して挟持保持力を発揮するものとすることにより、潰れ現象の進行に関わりなく、最後まで内容物の安定した注出動作を得ることができるようにすることを目的とする。【解決手段】 積層剥離ボトルにおいて、胴部4に軸対称に配置され、内層3を外層2に対して離脱不能に保持する規制機能部5の少なくとも一方を、縦溝部7の溝壁である挟持壁6で内層3の一部を挟持する構成とすることにより、規制機能部5による内層3の一部の挟持を確実で強固なものとし、これにより内層3を規則的に扁平潰れ変形させて、内容物の通路を確保し易くする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
外殻を形成する外層(2)と、内容物を収容する潰れ減容変形自在な内層(3)とを、剥離可能に積層した、有底筒状の胴部(4)の上端に肩部を介して口筒部(9)を連設したボトル本体(1)と、該ボトル本体(1)の胴部(4)に巻き締め状に外装される外装体(11)とから構成され、前記胴部(4)の中心軸に対して軸対称位置に、前記内層(3)の外層(2)からの離脱を規制する規制機能部(5)を、前記胴部(4)の略全高さ範囲に亘って設け、少なくとも一方の前記規制機能部(5)を、隣接した複数の縦溝部(7)で構成し、該縦溝部(7)の溝幅を減少させる押し潰し変形により、前記縦溝部(7)の溝壁である挟持壁(6)で内層(3)を挟持するものとし、前記外装体(11)を、前記胴部(4)に対する巻き締めにより、前記縦溝部(7)に対して押し潰し力を作用させるものとしたことを特徴とするブロー成形容器。
IPC (2件):
B65D 1/02 ,  B65D 1/00
FI (3件):
B65D1/02 B ,  B65D1/00 C ,  B65D1/00 B
Fターム (5件):
3E033AA02 ,  3E033BB08 ,  3E033DA03 ,  3E033DC10 ,  3E033FA03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • ブロー成形容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-283708   出願人:株式会社吉野工業所
  • 壜体およびその成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-161331   出願人:株式会社吉野工業所
  • デラミボトル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-308043   出願人:株式会社吉野工業所
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