特許
J-GLOBAL ID:201403085523819500

高濃度水素混合ガス呼吸システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-180812
特許番号:特許第5612743号
出願日: 2013年09月01日
要約:
【課題】混合ガス濃度4%を超える水素ガスを安全に呼吸したい。又、危険な水素ガスの使用量を減らし、水素ガスの利用効率を高めたい。ウイルス性(SARS)或は細菌性(多剤耐性菌等)の肺炎を患っている患者に対しても、水素ガスを応用して、治療の補助的な役割を該装置に付与したい。 【解決手段】水素混合ガス呼吸装置と関連システムを爆発事故の発生を抑える、本質安全防爆構造、安全システムを採用。万一の静電気爆発等に対して、必要部分にデトネーションフレームアレスター等を設置、爆発火炎から使用者の肺機能を防護する。更に、ヒドロキシルラジカルを溶存するエアロゾル供給装置を併設して、専門家の管理により、適宜に動作時間と容量を調整する。状況によっては、エアロゾルの内容を、2価鉄イオン或は一価の胴イオンを含む微小液滴に代える。高濃度水素混合ガスの吸引とエアロゾルの吸引は同時ではなく、交互にプログラムに従って行なう。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】人又は動物の呼吸器への吸入用途として空気又は酸素に水素ガスを添加吸引する呼吸装置に於いて、水素混合ガスの発生源又は供給源から使用者が装着した呼吸用マスク又はマウスピース型マスク、さらに呼気排出経路に至るまで、水素混合ガスが接触する全ての経路に於いてその構成する要素が、水素混合ガスの爆発危険範囲に対する本質安全防爆構造にて構成され、更に爆発限界を超える水素ガスが残存する呼気を不活性ガス又は空気で攪拌希薄して4.1%以下の爆発限界外の混合ガスとして大気中に放出するか、又は爆発限界を超える水素濃度の呼気を、そのまま内燃機関のエンジンの吸気口に導入して、該エンジンを運転させ安全に燃焼処理を行ってから外気に放出する手段を有し、水素の爆発危険範囲の混合比下限4.1%を超える濃度の水素混合ガスを用いることを特徴とする高濃度水素混合ガス呼吸システム。
IPC (2件):
A61M 16/12 ( 200 6.01) ,  A61M 16/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61M 16/12 ,  A61M 16/10 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る