特許
J-GLOBAL ID:201403086149447226

車両のラジエータユニットの振動低減機構及び振動低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  小川 信一 ,  野口 賢照 ,  佐藤 謙二 ,  平井 功 ,  境澤 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-109737
公開番号(公開出願番号):特開2014-228092
出願日: 2013年05月24日
公開日(公表日): 2014年12月08日
要約:
【課題】内燃機関10のクランクシャフト11の回転動力の一部を、クランクプーリ12、第1の伝動ベルト19、アイドラプーリ18、第2の伝動ベルト20、ファンプーリ154介して、ラジエータユニット13のファンシャフト14に伝達するラジエータユニット13の動力伝達機構において、内燃機関10の振動がラジエータユニット13から車体2に伝達されて車内騒音が悪化することを抑制できる車両のラジエータユニットの振動低減機構及び振動低減方法を提供する。【解決手段】プーリアーム17を直列配置の伸縮アクチュエータ22と弾性部材21で車両1の車体2に接続して、第1の伝動ベルト19の変動張力ΔF1に対して、伸縮アクチュエータ22の伸縮量δを制御して弾性部材21の伸縮により変動張力ΔF1と逆向きの弾性力ΔF3を発生させてプーリアーム17に作用させて変動張力F1を相殺する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両に搭載された内燃機関のクランクシャフトに配設したクランクプーリと、ラジエータユニットのファンシャフトに配設したファンプーリと、前記ファンシャフト周りに搖動可能に設けられたプーリアームと、該プーリアームに配設したアイドラプーリと、前記クランクプーリと前記アイドラプーリとの間に架けられた第1の伝動ベルトと、前記アイドラプーリと前記ファンプーリとの間に架けられた第2の伝動ベルトとを備えた車両のラジエータユニットの振動低減機構において、 前記プーリアームを直列に配置された伸縮アクチュエータと弾性部材で前記車両の車体に接続すると共に、 前記伸縮アクチュエータの伸縮量を制御する伸縮量制御装置を設け、該伸縮量制御装置により、前記第1の伝動ベルトの変動張力に対して、前記伸縮アクチュエータの伸縮量を制御して前記弾性部材の伸縮により前記変動張力と逆向きの弾性力を発生させて、該弾性力を前記プーリアームに作用させることで前記プーリアームにおいて前記変動張力を相殺するように構成したことを特徴とする車両のラジエータユニットの振動低減機構。
IPC (1件):
F16H 7/02
FI (1件):
F16H7/02 Z
Fターム (4件):
3J049AA01 ,  3J049AB01 ,  3J049BB25 ,  3J049CA03
引用特許:
出願人引用 (1件)

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