特許
J-GLOBAL ID:201403089666158799

光感受性キメラGPCRタンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-516148
公開番号(公開出願番号):特表2014-524903
出願日: 2012年06月22日
公開日(公表日): 2014年09月25日
要約:
医薬療法のためにおよび視力を向上させるための薬剤の製造のために、特に、網膜視細胞変性の結果によって生じる視力低下を治療するために、代謝型グルタミン酸受容体6(mGluR6)のシグナル伝達系に光信号を結合することができる光感受性GPCRキメラを生じるように融合される、Gタンパク質共役受容体(GPCR)タンパク質スーパーファミリーの少なくとも2つのメンバーからのドメインを備える光感受性キメラタンパク質を提供する。少なくとも2つのGPCRファミリーメンバーのうち第1のものは、キメラ光感受性GPCRタンパク質に対する光感受性を媒介するドメインに寄与する。この第1のメンバーは、光色素とも呼ばれる光感受性GPCRタンパク質のファミリーに属し、いくつかの実施形態では、この光感受性GPCRタンパク質は、メラノプシン、特にヒトメラノプシンである。少なくとも2つのGPCRファミリーメンバーのうち第2のものはmGluR6であり、これは、内網膜中のON双極細胞の細胞膜の天然成分であるmGluR6の細胞内シグナル伝達系に光信号を結合するためのドメインに寄与する。
請求項(抜粋):
Gタンパク質共役受容体(GPCR)タンパク質ファミリーの少なくとも2つのメンバーから誘導されるドメインを備える内網膜ON双極細胞中のmGluR6のシグナル伝達系に光信号を結合するのに好適なキメラGPCRタンパク質であって、 少なくとも2つのメンバーのうち第1のものは、光活性化を媒介するそのドメインの少なくともいくつかに寄与する光感受性GPCRであり、少なくとも2つのGPCRファミリーメンバーの第2のものは、mGluR6のシグナル伝達系に光活性化を結合することができるそのドメインの少なくともいくつかに寄与することを特徴とする、キメラGPCRタンパク質。
IPC (7件):
A61K 38/00 ,  C12N 15/09 ,  A01K 67/027 ,  C07K 14/705 ,  A61P 27/02 ,  A61K 48/00 ,  A61K 35/12
FI (7件):
A61K37/02 ,  C12N15/00 A ,  A01K67/027 ,  C07K14/705 ,  A61P27/02 ,  A61K48/00 ,  A61K35/12
Fターム (24件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024DA02 ,  4B024DA20 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B024HA17 ,  4C084AA02 ,  4C084AA07 ,  4C084AA13 ,  4C084BA44 ,  4C084MA58 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA33 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB63 ,  4C087BC83 ,  4C087MA58 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA33 ,  4H045AA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
  • J.Biochem., 2001, 130, 149-155
  • J Neurosci., 2009, Vol.29,No.39, p.12332-12342
  • J Neurosci., 2009, Vol.29,No.39, p.12332-12342
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