特許
J-GLOBAL ID:201403091364195711

擁壁及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-086206
公開番号(公開出願番号):特開2014-211008
出願日: 2013年04月17日
公開日(公表日): 2014年11月13日
要約:
【課題】擁壁用ブロックと立体ジオセルとを併用し、これらと砕石とを有機的に組み合わせることにより、擁壁用ブロックを単独使用した擁壁よりも高い耐震性を備えた擁壁を構築する。【解決手段】 表面板2と表面板より低く起立した控板3と繋ぎ板とを含む擁壁用ブロック1と、複数のセル空所13を有する立体ジオセル10と、単粒度砕石17とが用いられ、擁壁用ブロックが法面20の前方位置に据付けられ、立体ジオセルが、ブロック空所6と後方空所24の上方に重なるように、控板の上端レベル以上かつ表面板の上端レベル以下の上下範囲に配され、単粒度砕石17のみが表面板と法面との間の全域に充填されていることによって、一つの段が構成され、前記段の上に同様に次の段が構成され、これが繰り返されて三段以上に構築された擁壁である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
起立した表面板と、表面板より後方へ離間した位置で表面板より低く起立した控板と、表面板の左右方向中間部と控板の左右方向中間部とを連結した繋ぎ板とを含み、表面板と控板との間に上下方向に貫通したブロック空所を有する擁壁用ブロックと、 上下方向に貫通した複数のセル空所を有する立体ジオセルと、 砕石又は割栗石とが用いられ、 擁壁用ブロックが、法面の前方位置に左右に並べて据付けられて、控板と法面との間に後方空所が形成され、 立体ジオセルが、その前部がブロック空所の上方に重なり、その後部が後方空所の上方に重なるように、控板の上端レベル以上かつ表面板の上端レベル以下の上下範囲に配され、 砕石又は割栗石のみが、ブロック空所と後方空所とセル空所とを含む表面板と法面との間の全域に、表面板の下端レベルから表面板の上端レベルまで充填されていることによって、一つの段が構成され、 前記段の上に、擁壁用ブロックが前記段の擁壁用ブロックに対して階段状に後退して据え付けられる以外は、前記段の構成と同様に次の段が構成され、これが繰り返されて三段以上に構築された擁壁。
IPC (1件):
E02D 29/02
FI (1件):
E02D29/02 303
Fターム (1件):
2D048AA27
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 擁壁の構築方法および擁壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-131157   出願人:會澤高圧コンクリート株式会社, 株式会社箱型擁壁研究所
  • 擁壁および擁壁の構築方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-182387   出願人:株式会社箱型擁壁研究所
  • 擁壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-418319   出願人:株式会社パリティジパング, 三井化学産資株式会社
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