特許
J-GLOBAL ID:201403093772002770
内燃機関の制御装置および制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
曾我 道治
, 鈴木 憲七
, 梶並 順
, 大宅 一宏
, 上田 俊一
, 吉田 潤一郎
, 飯野 智史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-040241
公開番号(公開出願番号):特開2014-169628
出願日: 2013年03月01日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】大気圧を検出するセンサが装着されていないシステムにおいても、スロットル開度学習のロングタイム学習記憶の誤学習を抑制する。【解決手段】目標吸気量と実吸気量を一致させるためのスロットル開度学習演算において、有効開口面積演算に推定大気圧を用いる場合は、推定大気圧と、大気圧推定後の経過期間とに応じて、スロットル開度学習を記憶するロングタイム学習への分配係数を算出して、ロングタイム学習記憶の誤学習を抑制する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関への吸気量を検出する吸気量検出部と、前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットルの前記内燃機関側の圧力を吸気管内圧として検出する吸気管内圧検出部と、前記スロットルの大気側の吸気温を検出する吸気温検出部と、前記スロットルの実スロットル開度を検出する実開度検出部とを含み、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
前記吸気管内圧に基づいて、前記スロットルの大気側の圧力を推定し、推定大気圧として出力する大気圧推定手段と、
前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態に基づいて、目標吸気量を算出する目標吸気量算出手段と、
前記目標吸気量、前記推定大気圧、前記吸気管内圧、および、前記吸気温に基づいて、前記スロットルの目標有効開口面積を算出する目標有効開口面積算出手段と、
予め記憶された有効開口面積とスロットル開度の対応マップを用いて、前記目標有効開口面積に対応するスロットル開度を求め、目標スロットル開度として出力する目標スロットル開度算出手段と、
前記目標スロットル開度に基づいて前記スロットルのスロットル開度を制御することにより前記吸気通路の有効開口面積を変化させて、前記内燃機関への吸気量を制御するスロットル開度制御手段と
を備え、
前記スロットル開度制御手段は、
前記吸気量、前記推定大気圧、前記吸気管内圧、および、前記吸気温に基づいて、前記スロットルの実有効開口面積を算出する実有効開口面積算出手段と、
前記対応マップを用いて、前記実有効開口面積に対応するスロットル開度を求め、学習用スロットル開度として出力する学習用スロットル開度算出手段と、
前記学習用スロットル開度と前記実スロットル開度との偏差を求め、当該偏差を学習基本値として出力する学習基本値算出手段と、
前記学習基本値を積分処理する補正後積分処理手段と、
前記補正後積分処理手段の演算値に基づいて、スロットル開度学習値を算出するスロットル開度学習値算出手段と
を有し、
前記スロットル開度学習値算出手段は、
前記推定大気圧に応じて前記スロットル開度学習値を分配するための分配係数を算出する分配係数算出手段と、
前記分配係数と前記補正後積分処理手段の演算値とに基づいて、前記スロットル開度学習値を分配するスロットル開度学習値分配手段と、
前記スロットル開度学習値分配手段で分配された前記スロットル開度学習値をリアルタイムに補正するリアルタイム学習値算出手段と、
前記スロットル開度学習値分配手段で分配された前記スロットル開度学習値からロングタイム学習値を算出するロングタイム学習値算出手段と、
前記ロングタイム学習値を記憶するロングタイム学習値記憶手段と、
前記ロングタイム学習値記憶手段に記憶された前記ロングタイム学習値から前記スロットル開度学習値を算出する補正用開度学習値算出手段と
を有し、
前記分配係数算出手段は、前記推定大気圧と大気圧推定後の経過時間とに応じてスロットル開度学習値の前記分配係数を変更し、前記分配係数に従って前記リアルタイム学習値算出手段と前記ロングタイム学習値算出手段に前記スロットル開度学習値を分配する
内燃機関の制御装置。
IPC (1件):
FI (2件):
F02D45/00 360H
, F02D45/00 366E
Fターム (12件):
3G384BA02
, 3G384BA04
, 3G384BA05
, 3G384BA27
, 3G384DA38
, 3G384EA07
, 3G384ED04
, 3G384ED11
, 3G384FA01Z
, 3G384FA04Z
, 3G384FA08Z
, 3G384FA86Z
引用特許:
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