特許
J-GLOBAL ID:201403094223998160

圧縮自己着火内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  飯野 智史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-240744
公開番号(公開出願番号):特開2014-088864
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】ノッキングまたは失火をともなう圧縮自己着火燃焼を防止するために、圧縮行程での燃料噴射を追加した制御装置において、燃料性状の違いに起因したノッキングおよび失火の発生を防止可能な圧縮自己着火内燃機関の制御装置を得る。【解決手段】内燃機関の筒内圧力またはイオン電流に基づくノッキング検出部34および失火予測部35を備える。ノッキング発生条件では当該サイクル最終の燃料噴射進角限界値を遅角補正して燃料噴射進角限界よりも進角での当該サイクル最終の燃料噴射を禁止する。また、失火予測条件では当該サイクル最終の燃料噴射遅角限界値を進角補正して燃料噴射遅角限界よりも遅角での当該サイクル最終の燃料噴射を禁止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に向けて高圧の燃料を噴射する燃料噴射弁と、 前記燃料噴射弁を駆動制御して1回の燃焼サイクル中に複数回の燃料噴射を行う燃料噴射制御装置と、 前記燃焼室の内部での燃焼状態を検出するための燃焼状態検出部を有する演算処理回路と、を備え、 前記燃料噴射弁から前記燃焼室への燃料噴射の一部を前記内燃機関の圧縮行程で行うように構成された圧縮自己着火内燃機関の制御装置であって、 前記燃焼状態検出部は、 筒内圧力センサおよびイオン電流検出回路の少なくとも一方からなるセンサ手段と、 前記センサ手段からの検出信号に含まれる特定周波数成分の信号強度からノッキングの発生有無を判定するノッキング検出部と、 前記検出信号の出力レベルが1回の燃焼サイクル中で最大となるクランク角度の複数回の連続サイクルにおける変動幅から失火を予測する失火予測部と、を含み、 前記演算処理回路は、 前記ノッキング検出部がノッキングの発生を検出した場合には、当該時点の燃焼運転条件での最終の燃料噴射時期を遅角補正し、遅角補正した燃料噴射時期を燃料噴射進角限界値として更新設定するとともに、以降は前記燃料噴射進角限界値よりも進角側での当該サイクルの最終の燃料噴射を禁止し、 前記失火予測部が失火を予測した場合には、当該時点の燃焼運転条件での最終の燃料噴射時期を進角補正し、進角補正した燃料噴射時期を燃料噴射遅角限界値として更新設定するとともに、以降は前記燃料噴射遅角限界値よりも遅角側での当該サイクルの最終の燃料噴射を禁止する圧縮自己着火内燃機関の制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00
FI (4件):
F02D41/02 351 ,  F02D41/02 385 ,  F02D41/40 D ,  F02D45/00 368A
Fターム (17件):
3G301HA01 ,  3G301HA04 ,  3G301JA22 ,  3G301LB04 ,  3G301LB05 ,  3G301LC10 ,  3G301MA18 ,  3G301NE11 ,  3G301PB05Z ,  3G301PC08Z ,  3G384AA02 ,  3G384AA06 ,  3G384BA18 ,  3G384DA55 ,  3G384EB03 ,  3G384EG10 ,  3G384FA16Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-135648   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • 内燃機関の失火検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-308197   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-277643   出願人:トヨタ自動車株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 内燃機関の失火検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-308197   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-135648   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-277643   出願人:トヨタ自動車株式会社
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