特許
J-GLOBAL ID:201403097509515238

高炉吹込み炭の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 光石 俊郎 ,  光石 春平 ,  田中 康幸 ,  松元 洋 ,  山田 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-224167
公開番号(公開出願番号):特開2014-077159
出願日: 2012年10月09日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】発熱量の低下を抑制しつつ、高炉本体の羽口へ至る経路で高炉吹込み炭灰の付着或は高炉吹込み炭灰による閉塞を抑制する高炉吹込み炭を低コストにて得ることができる高炉吹込み炭の調製方法を提供することにある。【解決手段】石炭の分析により得られたデータに基づき、条件A,Bを満たす第一,第二炭種を選定し(S2,S3)、第一,第二炭種の灰分中のAl,Si,Ca,Mg酸化物を100重量%とし灰分中のAl2O3含有量を20重量%としたときの当該灰分中のCaO含有量に基づき、前記第一炭種及び前記第二炭種を混合してなる混炭の灰分中のCaO含有量が40重量%以上となる、当該第一炭種と当該第二炭種の混合比を導出し(S4)、前記第一炭種と前記第二炭種とを前記混合比で混合する(S5)ようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高炉設備の高炉本体の内部に羽口から吹き込む高炉吹込み炭の調製方法であって、 石炭の原炭時の水分含有量、石炭の灰分、及び当該灰分中のAl,Si,Ca,Mgの重量%を分析する第1の工程と、 分析して得られたデータに基づき、原炭時の水分含有量が15重量%以上であり、灰分中のAl,Si,Ca,Mg酸化物を100重量%としたときにAl2O3含有量が20重量%±5重量%であり、CaO含有量が20重量%以上40重量%以下であり、MgO含有量が10重量%以下である第一炭種を選定する第2の工程と、 分析して得られたデータに基づき、灰分中のAl,Si,Ca,Mgの酸化物を100重量%としたときにAl2O3含有量が20重量%±5重量%であり、CaO含有量が40重量%以上であり、MgO含有量が10重量%以下である第二炭種を選定する第3の工程と、 前記第一炭種の灰分中のAl,Si,Ca,Mg酸化物の全重量を100重量%とし当該灰分中のAl2O3含有量を20重量%としたときの当該灰分中のCaO含有量、及び前記第二炭種の灰分中のAl,Si,Ca,Mg酸化物の全重量を100重量%とし当該灰分中のAl2O3含有量を20重量%としたときの当該灰分中のCaO含有量に基づき、前記第一炭種及び前記第二炭種を混合してなる混炭の灰分中のCaO含有量が40重量%以上となる、当該第一炭種と当該第二炭種の混合比を導出する第4の工程と、 前記第一炭種と前記第二炭種とを前記混合比で混合する第5の工程と を有する ことを特徴とする高炉吹込み炭の調製方法。
IPC (2件):
C21B 5/00 ,  C10L 5/00
FI (2件):
C21B5/00 320 ,  C10L5/00
Fターム (15件):
4H015AA09 ,  4H015AA10 ,  4H015AA11 ,  4H015AA19 ,  4H015AB01 ,  4H015AB03 ,  4H015BA08 ,  4H015BA09 ,  4H015BA13 ,  4H015BB02 ,  4H015BB03 ,  4H015BB05 ,  4H015CA03 ,  4K012BE01 ,  4K012BE09
引用特許:
出願人引用 (3件)

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