特許

J-GLOBAL ID：201403099528777505

波長変換ナノ粒子の輝度調整方法及び波長変換ナノ粒子

発明者： 高木 知己 ,  祖父江 進 ,  奥野 英一 ,  川井 正一 ,  金 大貴
出願人/特許権者： 株式会社デンソー ,  公立大学法人大阪市立大学
代理人 (1件)： 名古屋国際特許業務法人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-158031
公開番号（公開出願番号）：特開2014-019759
出願日： 2012年07月13日
公開日（公表日）： 2014年02月03日
要約：

【課題】製造された溶液中の波長変換ナノ粒子の発光輝度を一層高めることができる波長変換ナノ粒子の輝度調整方法及び波長変換ナノ粒子を提供すること。【解決手段】波長変換ナノ粒子の製造工程において、pHを従来より高いpH10.5に調整した後、高圧(例えば6気圧)及び高温(例えば200°C)にて処理することにより、従来より発光輝度を高めることができる。しかも、波長変換ナノ粒子を製造した後に、この波長変換ナノ粒子が分散した水溶液に炭酸ガスを供給することにより、水溶液のpHを(例えばpH7.0に)低下させるので、製造直後の波長変換ナノ粒子の発光輝度を更に高めることができる。【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

特定の波長の光を発生する発光中心となる金属イオンを無機ナノ粒子にドープした波長変換ナノ粒子を、所定のpHに調整した溶液中にて製造した後に、 前記波長変換ナノ粒子が分散した溶液のpHを、前記製造時の所定のpHよりも低下させるpH低下処理を行うことを特徴とする波長変換ナノ粒子の輝度調整方法。

IPC (2件)：

C09K 11/08 ,  C09K 11/88

FI (4件)：

C09K11/08 Z ,  C09K11/88 ,  C09K11/08 G ,  C09K11/08 A

Fターム (7件)：

4H001CA02 ,  4H001CC13 ,  4H001CF01 ,  4H001XA16 ,  4H001XA30 ,  4H001XA34 ,  4H001YA25

引用特許：

審査官引用 (4件)

• ナノ粒子製造方法及びこの方法によって製造されたナノ粒子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-154977   出願人：日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
• ナノ粒子の分散方法及びこれを用いたナノ粒子薄膜の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-240955   出願人：三星電子株式会社, 財団法人ソウル大学校産学協力財団
• 無機半導体または蛍光体一次粒子の製造方法および無機半導体または蛍光体一次粒子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-307636   出願人：富士写真フイルム株式会社
• 蛍光体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-079862   出願人：住友化学工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 無公害高効率半導体ナノ発光体の開発
• Journal of Physical Chemistry C, 2009, Vol.113(2009), pp.1293-1300