「透明性」と「耐熱性・機械特性」を向上・両立するマテリアル  芳香族ポリエステルを光学樹脂へ~高温着色を低減させる末端封止法の開発~

馬渡康輝; 田畑昌祥

文献

J-GLOBAL ID：201502200013488338 整理番号：15A1023348

「透明性」と「耐熱性・機械特性」を向上・両立するマテリアル芳香族ポリエステルを光学樹脂へ~高温着色を低減させる末端封止法の開発~

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巻： 14 号： 9 ページ： 37-41 発行年： 2014年12月10日
JST資料番号： L5969A ISSN： 1346-3926 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

光学樹脂の身近な用途として,インターネットに代表される光通信に用いられているプラスチック光ファイバ(POF)が挙げられる。室蘭工大環境調和材料工学研究センターは,芳香族ポリエステルをターゲット樹脂とするPOFの試作に成功した。その技術について紹介した。すなわち,芳香族ポリエステルの溶融成形時における高温着色の原因を解決すべく開発した着色低減技術である。ビスフェノールAと塩化イソフタロイルおよび塩化テレフタロイルの界面重縮合によって合成した芳香族ポリエステル(PAR)を用いた。塩化ベンゾイルで末端封止することによって高温着色を抑制した。

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高分子と低分子との反応

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引用文献 (17件)：

小池康博,宮田清蔵, "プラスチックオプティカルファイバーの基礎と実際', NTS, p72-76 (2000)
Y. Koike, K. Koike. "Optical Fibers", Polymer Science : A Comprehensive Reference. K. Matyjaszewski and M. Möller (eds.) Vol. 8, pp. 283-304. Amsterdam, Elsevier BV. (2012)
高野智史編, "光学用透明樹脂における材料設計と応用技術", 技術情報協会, p59-62 (2007)
安江健治, "耐熱性ポリアリレート樹脂", 高分子加工, 34巻, 6号 p285-292 (1985)
大津隆行, "改訂高分子合成の化学", 化学同人, p215 (1993)

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「透明性」と「耐熱性・機械特性」を向上・両立するマテリアル 芳香族ポリエステルを光学樹脂へ~高温着色を低減させる末端封止法の開発~

「透明性」と「耐熱性・機械特性」を向上・両立するマテリアル芳香族ポリエステルを光学樹脂へ~高温着色を低減させる末端封止法の開発~