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J-GLOBAL ID:201502200868941234   整理番号:15A1207327

脳脊髄液中の自然発生自己抗体の標的抗原の同定

Identification of target antigens of naturally occurring autoantibodies in cerebrospinal fluid
著者 (8件):
資料名:
巻: 128  ページ: 450-457  発行年: 2015年10月14日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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自然発生自己抗体は正常細胞プロセスに関連する自然の生理機能を持つ。しかし,CSF中の神経性抗原に対する自然発生自己抗体のレパートリーは不明である。本研究の目的はプロテオミクスに基づく分析により様々な神経疾患患者由来のCSF中の神経性抗原に対する自然発生自己抗体を同定することであった。様々な神経障害を伴う77人の患者からCSF試料を収集した。2次元免疫ブロットのためのこの抗原ソースはSH-SY5Yヒト神経芽細胞腫細胞株であった。全ての患者群を含む77人のうち1/4を越える患者由来のCSFで認められる8つのスポットが存在し,これらのスポットは静脈内免疫グロブリン標本中で認められた。これらの抗原スポットは,熱ショック105kDa/110kDaタンパク質1のアイソフォームCRA_b,78kDaグルコース調節タンパク質,熱ショック同族71kDaタンパク質,チューブリンβ鎖,ビメンチン(2スポット),そしてミトコンドリア性60kDa熱ショックタンパク質として同定された。筆者らは,8つのスポットのうち1つに対応するタンパク質を同定できなかった。まとめると,様々な神経障害患者由来のCSF中の自然発生自己抗体と反応する主要な標的抗原として6つのタンパク質が同定された。同定された抗原に対する自己抗原の機能は知られておらず,将来の研究により明らかになるかもしれない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  生物学的機能  ,  免疫反応一般 

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