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J-GLOBAL ID：201502201050147414   整理番号：15A0409392

東日本大震災(15)~被災者へのこころのケア~東日本大震災被災者へのこころのケア-被災後4年目を目前にした岩手県沿岸被災地の現状と課題-

著者 (1件)： 中谷敬明 (岩手県大 社会福祉)
資料名： 季刊消防科学と情報  (消防科学と情報)
号： 119  ページ： 12-16  発行年： 2015年02月16日 
JST資料番号： L1551A  ISSN： 0911-6451  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模自然災害による被災者に対しては心のケア必要であるが,それは被災直後の活動においてばかりでなく,数年に渡る中長期での活動でも重要である。また自宅等の被災を受けなかった地域の住民も非日常的体験を数週間に渡って受け,さまざまなストレス反応を示している。さらに,支援者に対するこころのケアは後手になりがちであるが,支援活動の被影響性の高さを考えると,メンタルヘルスへの予防活動としてできるだけ早期な実施が望ましい。災害に遭った時に心身に起きるストレス反応への被災者による理解のための心理教育,リラクゼーション教育も重要である。ここでは東日本大震災直後からのこころのケアを振返り,岩手県沿岸被災地域で生活している人々の心の現状と課題を報告した。

シソーラス用語： *震災 ,  *津波 ,  住民 ,  精神医療 ,  *アフターケア ,  患者管理 ,  サービス ,  助成 ,  *岩手県 ,  医療従事者 ,  *カウンセリング ,  コミュニティセンタ ,  教育訓練 ,  *実態調査 ,  沿岸地区
準シソーラス用語： *こころのケア ,  *東日本大震災 ,  被災者 ,  臨床心理士

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 赤坂博 2013 東日本大震災における避難所での医療活動の実態と課題, 消防科学と情報111.
• 岩手県臨床心理士会 2012 東日本大震災に関する支援活動報告書 (平成23年 3 月~平成24年 3 月).
• 木下裕久、太田保之、中根秀之、一ノ瀬仁志、黒滝直弘、小澤寛樹 2012 雲仙・普賢岳噴火災害被災住民の長期経過後の精神的問題-被災後13年後調査より-, 臨床精神医学41(9), pp1293-1298.
• 鈴木友理子 2008 災害精神保健活動における役割分担と連携, Journal of the National Institute of Public Health, 57(3), pp 234-239.

タイトルに関連する用語 (8件)： 東日本大震災 ,  被災者 ,  こころ ,  被災 ,  岩手 ,  沿岸 ,  被災地 ,  現状