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J-GLOBAL ID:201502201159667630   整理番号:15A1042256

ミナミキイロアザミウマ1齢幼虫に対する簡易な薬剤検定手法

New and simple bioassay methods to examine pesticide toxicity in the first instar larvae of melon thrips, Thrips palmi Karny (Thysanoptera: Thripidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  ページ: 129-130 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0758A  ISSN: 0387-1002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi Karny)に対する薬剤のローテーション利用には,薬剤の殺虫効果のモニタリングが重要となる。しかし,成虫を用いた葉片浸漬法による殺虫効果の評価では,主に幼虫に作用するベンゾイル尿素系薬剤を詳しく評価できない。齢期のそろった幼虫を確保する方法を見出すとともに,考案した虫体・葉片散布法および葉片浸漬法の幼虫に対する薬剤検定手法としての可能性を4種の薬剤で評価した。ミナミキイロアザミウマ1齢幼虫数は,ソラマメ催芽種子よりもダイズ子葉で有意に多く,産卵基質としてダイズ子葉が有用であることがわかった。幼虫に対するベンゾイル尿素系のフルフェノクスロン乳剤およびクロルフルアズロン乳剤の補正死亡率は,虫体・葉片散布法でそれぞれ37.9%および26.6%,葉片浸漬法で62.8%および45.6%となった。また,スピロテトラマトフロアブルおよびポリオキシンAL水溶剤は,虫体・葉片散布法で93.7%および43.4%,葉片浸漬法で64.9%および26.8%となり,特に,スピロテトラマトフロアブルでの虫体・葉片散布法で高い殺虫効果が認められた。成虫に対する供試4薬剤の補正死亡率は4.6~27.0%で,幼虫に対する補正死亡率より低かった。
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分類 (3件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  化学的防除  ,  害虫に対する農薬 
物質索引 (4件):
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引用文献 (8件):
  • Abbott, W. S. (1925) J. Econ. Entomol. 18: 265-267.
  • 浜崎健児・柴尾 学・田中 寛(2014)関西病虫研報 56:131-133.
  • 春山直人・松本華苗(2013)関東病虫研報 55:121-124.
  • 井村岳男・小畠巳奈・米田祥二・神川諭(2013)関西病虫研報 55:87-88.
  • 河合 章(2001)応動昆 45:39-59.
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