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J-GLOBAL ID:201502201174036662   整理番号:15A0946524

声道形状と声帯音源特性を用いたグロウル系歌唱音声の印象付与の評価

Evaluation of singing voice conversion to growl-like singing based on vocal tract shape and glottal source characteristics
著者 (4件):
資料名:
巻: 2015  号: MUS-107  ページ: VOL.2015-MUS-107,NO.60 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月16日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では提案法を用いて通常歌唱音声にグロウル系歌唱の特徴を付与した際の印象を評価した。これまでの研究よりグロウル系歌唱音声特有の物理的特徴として「1k~4kHzの帯域強調」,「基本周波数の振動」及び,「スペクトル形状の高速な時間変動」が確認された。従来法である「スペクトル形状の高速な変動」を付与したモデルは,観察された現象を表面的に模擬するために4個のガウス関数を組み合わせたものであり,声質の表現や発声の機構を考慮したものでは無かった。本研究では「スペクトル形状の高速な時間変動」を披裂喉頭蓋の形状変化と声帯音源波形の時間変化の相互作用としてモデル化することで,グロウル系歌唱音声の特徴を付与する手法をこれまでに提案した。本稿では,従来法と提案法を変換後の歌唱音声の一対比較実験により評価した。結果をサーストンの一対比較法により分析した結果,提案法がグロウル系歌唱音声の印象を付与するのに効果的であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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楽器音響 
引用文献 (13件):
  • K. Sakakibara, et al.: Growl voice in ethnic and pop styles, Proc. Int. Symp. on Musical Acoustics (2004).
  • B. Jordi, B. Merljin, 才野,久湊:スペクトルモーフィングによるグロウル系統の歌唱音声合成,情報処理学会研究報告,MUS-100-24,pp.1-6(2013).
  • http://www.vocaloid.com/vocaloid4/
  • 河原英紀,溝渕翔平,森勢将雅,榊原健一,西村竜一,入野俊夫:非線形振動子による変調と近似時変フィルタに基づくグロウル系統の歌唱への実時間変換の定式化について,情報処理学会研究報告,MUS-102-14,pp.1-6(2013).
  • H. Kawahara and M. Morise and K. Sakakibara : Interference-free observation of temporal and spectral features in "shout" singing voices and their perceptual roles, Proc. SMAC-SMC, pp.256-263 (2013).
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