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J-GLOBAL ID：201502201373603576   整理番号：15A1389042

状態遷移モデルに基づいたレーダ信号処理とそのターゲット識別への応用

Radar Signal Processing Based on a State Transition Model and Its Application to Target Identification

著者 (1件)： 西本昌彦 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 279(EMT2015 49-84)  ページ： 115-118  発行年： 2015年10月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチアスペクト計測のレーダ信号を用いたターゲットの識別・同定の手法について述べている。まず,高周波近似の下で,シングルアスペクト計測のレーダ信号のパラメトリック表現を導出し,そのパラメータを識別・同定のための特徴量とする。次に,識別・同定の性能向上を図るため,マルチアスペクト計測のデータに拡張する。計測データに含まれている系列データを処理する方法として,状態遷移モデルを導入し,その考え方と有効性について議論している。(著者抄録)

シソーラス用語： *モデル ,  *信号処理 ,  *物体認識 ,  データ ,  確率モデル
準シソーラス用語： *ターゲット認識 ,  パラメトリックモデル ,  *レーダ信号処理 ,  時系列データ ,  *状態遷移モデル

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (7件)：

• 西本昌彦,”地中レーダによる埋設物の識別に関する実験的検討(III),”電気学会電磁界理論研,EMT-14-140,pp.91-94,2014.
• 西本昌彦,”散乱システムのパラメトリックモデル,”信学総大,C-1-17,2015.
• P. Runkle, L. Carin, L. Couchman, T.J. Yoder, and J.A. Bucaro, ”Multi-aspect target identification with wave-based matching pursuits and continuous hidden Markov models” IEEE Trans. Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 21, pp. 1371-1378, Dec. 1999.
• M. Nishimoto, X. Liao, and L. Carin, ”Target Identification from Multi-Aspect High Range-Resolution Radar Signatures Using a Hidden Markov Model,” IEICE Trans. Electron., vol. E87-C, no. 10, 2004.
• C. E. Baum, ”The Singularity Expansion Method”, in ”Transient Electromagnetic Fields (Ed. F. B. Felsen),” Chap. 2, pp. 129-179, Springer Verlag, New York, 1976.

タイトルに関連する用語 (5件)： 状態遷移モデル ,  レーダ信号処理 ,  ターゲット ,  識別 ,  応用