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J-GLOBAL ID：201502201502801649   整理番号：15A0978238

ガラクトースオキシダーゼによる酸化:多機能性酵素触媒作用

Oxidation with galactose oxidase: Multifunctional enzymatic catalysis

著者 (3件)： PARIKKA Kirsti (Dep. of Food and Environmental Sciences, Univ. of Helsinki, P.O. Box 27, FI-00014 Helsinki, FIN) ,  MASTER Emma (Dep. of Chemical Engineering and Applied Chemistry, Univ. of Toronto, 200 Coll. Street, Toronto ON M5S 3E5, CAN) ,  TENKANEN Maija (Dep. of Food and Environmental Sciences, Univ. of Helsinki, P.O. Box 27, FI-00014 Helsinki, FIN)
資料名： Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic  (Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic)
巻： 120  ページ： 47-59  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W0664A  ISSN： 1381-1177  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラクトースオキシダーゼ(EC 1.1.3.9)は単一銅金属酵素で,65-68kDaの分子量を持つ。ガラクトースオキシダーゼは厳密な位置選択性を持ち,第一アルコール類を酸化して対応するアルデヒド類にする反応を触媒する。選択性はガラクトースC-6一次ヒドロキシル基に対して高い。アルコール類のカルボニル化合物への酸化は合成化学における最も重要な反応の一つで,それ故に酸化剤として分子状酸素のみを必要とする酵素的バイオ触媒は化学試薬に対する価値のある代替である。今回著者らは,ガラクトースオキシダーゼ触媒反応により合成された各種のモノ-,オリゴ-及びポリサッカライド誘導体,及び反応の追跡,変換の測定及び産物の同定に利用された幾つかの定性又は定量分析技術についてレビューした。最適反応条件,副産物の形成及び炭水化物以外の基質の酸化について考察した。最後に,著者らは改善した組換酵素発現及び収率又は変化した基質特異性をもつガラクトースオキシダーゼの工学的努力を要約した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガラクトースオキシダーゼ ,  金属酵素 ,  銅 ,  分子量 ,  *選択性 ,  *触媒反応 ,  アルコール ,  アルデヒド ,  酸化 ,  カルボニル化合物 ,  酸化剤 ,  *バイオ触媒 ,  酸素 ,  二原子分子 ,  合成 ,  多糖類 ,  単糖類 ,  少糖類 ,  化合物 ,  酵素 ,  組換タンパク質 ,  副産物 ,  炭水化物 ,  基質特異性 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  オリゴサッカライド ,  ポリサッカライド ,  モノサッカライド ,  *位置選択性 ,  組換酵素 ,  第一アルコール ,  分子状酸素 ,  誘導体

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： ガラクトース

タイトルに関連する用語 (4件)： ガラクトースオキシダーゼ ,  酸化 ,  多機能性酵素 ,  触媒作用