抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究ではこれまで研究してきたレスキューロボットのノウハウを活かし,小型で持ち運びが容易な配管検査ロボットの開発を行ってきた。本論文では,配管検査ロボットを小型化するにあたって,メンテナンス性を損なわないための駆動部のモジュール化とタイヤの試作について述べる。配管検査ロボットのシステム構成を行う上で,走行のモータ制御,カメラ位置調整のためのモータ制御,配管内を照らすライト調整,状態を示すためのLED表示,遠隔操作のための通信機能が最低限必要となる。配管検査ロボットの走行制御にはマイコンを使用し,モータ制御には通信規格ICS3.5(半二重)を使用する。ハードウェアにおいて,メンテナンス性を高めるためには,故障の際に交換する必要がある最小ユニット単位でモジュール化することが望ましい。そこで,駆動部において,RCサーボモータ,加速度センサユニット,ギアボックスユニット,本体ケースのモジュール化を行った。本研究では,配管検査ロボットを小型するためのモジュール化について,システム構成とハードウェアのモジュール化について述べた。また,独自開発した制御基板や試作タイヤについても述べた。