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J-GLOBAL ID:201502202043614969   整理番号:15A1242737

クロマツコンテナ苗の当年生苗利用と通年植栽の可能性

Potential for the Usage of Current-year Seedlings and Year-round Planting of Containerized Pinus thunbergii Seedlings.
著者 (8件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 257-260  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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現在東北地方の津波被害地では広範囲の海岸林の早急な再生のため,大量のクロマツ苗の植栽が必要になっており,育苗期間の短縮と,作業の平準化のための通年植栽が求められている。そこで,当年生苗の利用可能性と通年植栽の可能性を検討するため,宮城県仙台市において,当年生コンテナ苗と2年生裸苗の成長比較試験と,コンテナ苗を厳冬期の1月を除き,2カ月おきに通年で植栽する試験を行った。その結果,11月下旬と3月下旬植栽の当年生コンテナ苗の成長後の幹長と地際直径は2年生裸苗と着意差がなかった。幹長の成長量は,3月植栽で裸苗よりやや劣ったものの,11月植栽のコンテナ苗では同等であった。地際直径の成長量は,コンテナ苗の方が有意に多かった。コンテナ苗は,いずれの植栽時期でも越冬後の活着率が98.4%以上と高く,成長に大きな問題もみられなかった。以上のことから,当年生苗の利用と通年植栽は,ともに可能と考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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測樹学  ,  森林保育 
引用文献 (9件):
  • BCMOF (2001) Effects of stock type on seedling performance in the northern interior of British Columbia: twenty-year results. British Columbia Ministry of Forests. Silvic Note 29: 1-6
  • Crunkilton D, Pallardy S, Garrett H (1992) Water relations and gas exchange of northern red oak seedlings planted in a central Missouri clearcut and shelterwood. For Ecol Manag 53: 117-129.
  • Davis AS, Jacobs DF (2005) Quantifying root system quality of nursery seedlings and relationship to outplanting performance. New For 30: 295-311
  • 星野大介 (2012) 東北地方太平洋沖地震津波による岩手県沿岸の海岸林と集落の被害状況. 日林誌 94: 243-246
  • 河合英二 (2009) 海岸環境と海岸林. 日本緑化工学会誌 35: 513-517
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