文献

J-GLOBAL ID：201502202168185202   整理番号：15A1331462

和歌山県西岸における昭和南海地震津波(1946)及びチリ地震津波(1960)の津波高現地調査

著者 (6件)： 矢沼隆 (パスコ) ,  都司嘉宣 (深田地質研) ,  門田寛 (パスコ) ,  佐藤雅美 (東北大 災害科学国際研) ,  芳賀弥生 (東北大 災害科学国際研) ,  今村文彦 (東北大 災害科学国際研)
資料名： 津波工学研究報告  (Research Report of Tsunami Engineering)
号： 32  ページ： 349-375  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： L2458A  ISSN： 0916-7099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 和歌山県西岸におけるチリ地震津波(1960)の詳細な痕跡記録を得るための聞き取りと測量調査を行った。また,この調査に合わせて,昭和南海地震津波(1946)についても調査を行った。訪れた地点は34地点,そのうち何らかの証言等が得られた地点は30地点であった。調査地点のうち,測量調査を行った地点の推定津波高を一覧表と分布図に示した。チリ地震津波に関しては,1.4~4.2mの津波高が得られた。最大の津波高は新庄で得られたが,測定を行った現在の地盤面が盛土されており,津波来襲当時よりも高くなっている可能性が考えられる。昭和南海地震津波に関しては,1.6~8.6mの津波高が得られ,特に南部に位置する串本町袋で8.6mなどと高い津波高が測定された。

シソーラス用語： 和歌山県 ,  *津波 ,  大地震 ,  高さ ,  痕跡分析 ,  *現地調査
準シソーラス用語： チリ地震 ,  昭和南海地震 ,  *津波高さ

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 和歌山 ,  昭和南海地震 ,  津波 ,  チリ ,  地震津波 ,  津波高 ,  現地調査