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J-GLOBAL ID：201502202238566926   整理番号：15A1311369

縦スリット式直立消波工の遊水室内に設置した水車の獲得動力の推定法に関する研究

ESTIMATION METHOD ON POWER TRANSDUCED FROM WAVES BY A WATERMILL INSTALLED IN A CHAMBER OF A VERTICAL-SLOTTED BREAKWATER

著者 (6件)： 森本真司 (大阪市立大学大学院工学研究科) ,  重松孝昌 (大阪市立大学 大学院工学研究科) ,  植嶋大地 (大阪市立大学大学院工学研究科) ,  加藤健司 (大阪市立大学 大学院工学研究科) ,  脇本辰郎 (大阪市立大学 大学院工学研究科) ,  吉岡真弥 (大阪市立大学 大学院工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.1567-I.1572 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力発電の代替エネルギーとして,再生可能エネルギーが注目されている.海洋エネルギーは,その中で大きなポテンシャルを有している.著者らは波浪エネルギーに着目し,縦スリット式直立消波工の遊水室内に水車を設置した波力発電システムを提案している。本波力発電システムを実用化させるためには,水車による獲得動力を可能な限り正確に予測し,発電コストを見積もることが必要不可欠である。既往研究において,スリットを通過する流速の理論値から水車の回転速度の関係を定式化しているが,本研究では異なるスケールで実験を行ってこの関係式の検証を行うとともに,新たな定式化を行った。これによって,実規模スケールの獲得動力を正確に予測することができるようになった。(著者抄録)

シソーラス用語： 間隙 ,  消波工 ,  *水車 ,  *海洋エネルギー ,  縮尺効果 ,  水深 ,  回転数 ,  流速 ,  *波力発電 ,  水理模型実験 ,  *サボニウス水車
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  *サボニウス型水車 ,  スリット【構造】

分類 (3件)： 波力発電,潮力発電  (NB03130B) ,  海洋エネルギー  (LB03050M) ,  水車  (QD02000N)

引用文献 (7件)：

• 1) 経済産業省 資源エネルギー庁:長期エネルギー需給見通し(案),総合資源エネルギー調査会 長期エネルギー需給見通し小委員会(第10会合),pp. 5-6.2014.
• 2) 高橋重雄:日本周辺における波パワーの特性と波力発電,港湾技術研究資料 No. 654 1989.
• 3) 前田久明,木下健:波浪発電,生産研究 31巻11号 1979.
• 4) 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構編:NEDO 再生可能エネルギー技術白書第 2版,第6章 84p.2014.
• 5) 角野昇八:鉛直のスリットを有する海岸・海洋構造物の周辺波動場に関する研究,大阪市立大学学位論文,171p. 1987.

タイトルに関連する用語 (10件)： 縦 ,  スリット ,  消波工 ,  水 ,  室内 ,  水車 ,  獲得 ,  動力 ,  推定法 ,  研究