文献

J-GLOBAL ID：201502202400999777   整理番号：15A1037286

ポリプロピレン/微小繊維状セルロース複合体に関する新しいポリプロピレンオリゴマ相溶化剤の調製とその付加的効果

Preparation of novel polypropylene oligomer compatibilizer for polypropylene/microfibrous cellulose composite and its addition effect

著者 (3件)： NAKATANI Hisayuki (Nagasaki Univ., Polymeri Materials Lab., Chemistry and Materials Program, 1-14 Bunkyo-machi, 852-8521, Nagasaki, JPN) ,  MOTOKUCHO Suguru (Nagasaki Univ., Polymeri Materials Lab., Chemistry and Materials Program, 1-14 Bunkyo-machi, 852-8521, Nagasaki, JPN) ,  MIYAZAKI Kensuke (Kitami Inst. of Technol., Dep. of Biotechnology and Environmental Chemistry, 165 Koen-cho, 090-8507, Kitami ...)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 72  号： 10  ページ： 2633-2647  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TiO₂/ポリエチレンオキシドでの光分解およびリノール酸メチル(ML)グラフト重合の組み合わせでポリエチレン(PP)オリゴマを調製した。ゲル浸透クロマトグラフィーおよび核磁気共鳴測定により,これはPP主鎖とMLオリゴマ側鎖で構成されるオリゴマ化合物であることを示した。PPオリゴマの相溶化剤性能を,PP/微小繊維状セルロース(MFC)複合体を用いて調べた。このPP/MFC複合体の形態と引張特性に対する充填の影響を,マレイン酸化したPP (MAPP) 充填の場合と比較して調べた。PPオリゴマ充填は,PPマトリックス中のMFCの良好な分散をもたらす。0.75 % PPオリゴマ充填複合体のYoung率の値は充填のないものに比べて300 %の増加があった。分散および率の増分速度はMAPP充填で優れている。この優れた相溶化剤性能はPPマトリックスでの良好な混和性によるものである。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *高分子複合体 ,  *オリゴマ ,  *相溶化剤 ,  酸化チタン ,  ポリエチレンオキシド ,  光分解 ,  グラフト共重合 ,  ポリエチレン ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  陽子磁気共鳴 ,  機械的性質 ,  特性 ,  マトリックス【母体】 ,  Young率 ,  相溶性 ,  脂肪族アルコール ,  不飽和脂肪酸 ,  ジエン ,  カルボン酸エステル ,  二酸化チタン ,  引張特性 ,  高分子マトリックス ,  性質
準シソーラス用語： グラフト重合 ,  1H-NMR ,  混和性

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (1件)： リノール酸メチル

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリプロピレン ,  微小 ,  セルロース ,  複合体 ,  オリゴマ ,  相溶化剤 ,  調製