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J-GLOBAL ID:201502202514012068   整理番号:15A0295195

修飾ナノ粒子プローブを用いるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureusを検出するためのスマートなDNA検知システム

A smart DNA sensing system for detecting methicillin-resistant Staphylococcus aureus using modified nanoparticle probes
著者 (7件):
資料名:
巻: 67  ページ: 419-423  発行年: 2015年05月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureus(MRSA)は院内感染の最も一般的な原因の一つである。流行を防ぐために,迅速で単純な検出法が必要である。本研究では,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に依存せず,ポイントオブケア施設で用いることができる新たな電気化学的DNA検出法を開発した。ここで提示される電気化学的DNA検知システムは金ナノ粒子(AuNP)と結合したフェロセン標識プローブのクロノアンペロメトリー検出を基盤としている。このDNAセンサシステムは容易な試料DNAの回収を可能にする磁性ナノ粒子(MNP)修飾プローブを使用した。フェロセン標識プローブを有するAuNPナノ粒子は電気信号の発生を可能にし,MNP/DNA/AuNP結合体はハイブリダイゼーションによって形成された。ハイブリダイゼーション後,MNP/DNA/AuNPハイブリダイゼーション複合体を磁気によって分離し,AuNP-フェロセン複合体のため,電気化学的電流応答を得ることができる。高感度システムを構築するために,色素依存性L-プロリンデヒドロゲナーゼ(L-proDH)を使用して,L-プロリンとの触媒反応後に電流応答を増幅した。L-proDHと基質の迅速な触媒反応によって,フェロセンの酸化を増幅することができた。MRSAからの標的DNAを10~166pMの範囲にわたって定量することができ,この検知システムは黄色ブドウ球菌S.aureusとMRSAを区別することもできた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  微生物検査法 

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