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J-GLOBAL ID:201502202572336842   整理番号:15A1053559

エストラジオール製剤投与が経腟採卵-体外受精成績に及ぼす影響-

Effects of estradiol benzoate (EB) administration on transvaginal ovum pick up-in vitro fertilization results
著者 (11件):
資料名:
号: 30  ページ: 43-48  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: L0902A  ISSN: 0913-1418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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牛体外受精卵生産のために,牛の生体の卵巣中の卵胞から針で卵子を吸引採取する経腟採卵法が利用されている。我々は,エストラジオール製剤(EB)の投与による卵胞波の制御が経腟採卵-体外受精成績(OPU-IVF)に及ぼす影響を当センターに繋養されている黒毛和種経産牛10頭を用いて調査した。試験区は,GnRH製剤投与48時間後の採卵区(GnRH区)およびEB投与84時間後の採卵区(EB区)を設定し,採卵成績及び体外受精卵発生成績を経膣採卵前に処置しない無処置区と比較し調査した。経腟採卵時の卵巣内推定卵胞数,採取卵子数,未受精卵子の体外受精供試数(体外受精可能卵子)は,GnRH区31.7±2.3個,25.2±2.5個,18.2±2.0個,一方,EB区31.7±2.1個,23.8±2.4個,19.2±1.9個と両区間に有意差はなく,いずれも無処理区より良好であった。また,Blast数,移植可能胚数は,それぞれGnRH区6.2±0.9個,3.8±0.7個,EB区8.3±0.9個,4.5±0.7個と無処理区と比較してEB区が高くなった。EB製剤投与により卵胞波が開始し,経腟採卵における卵巣中の卵胞数および回収卵子数が増加したと考えられた。また,EB区において体外受精供試数及び体外受精卵発生率が向上したことから,EB製剤が卵巣中の卵胞の発育を促進させることが考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 
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