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J-GLOBAL ID:201502202623766537   整理番号:15A1031650

森林の樹冠構造がヒートアイランド現象緩和機能に及ぼす影響

Mitigation effect of urban heat island from forest canopy structure of urban forest.
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 169-174  発行年: 2015年08月31日 
JST資料番号: Z0839A  ISSN: 0916-7439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ヒートアイランド現象の緩和対策として,都市緑地による熱環境緩和効果が期待されている。これまでの緑化対策では樹高しか着目されておらず,樹冠構造については考慮されなかった。樹冠構造の異なる緑地を対象に,樹冠構造の発達が地表面温度に影響するか検討した。その結果,樹冠の厚みが増すと日中の表面温度を下げ,夜間の表面温度を下げないことがわかり,昼夜間の温度変化を緩和する効果があった。そのため,樹冠構造を発達することが,都市林におけるヒートアイランド現象緩和機能を強化することがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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局地循環,気流  ,  測樹学 
引用文献 (21件):
  • 1) 早瀬真弓・今西純一・中村彰宏・戸田健太郎・森本幸裕 (2010) 地上型レーザースキャナを用いた庭園の借景復元に関する景観シミュレーション.ランドスケープ研究,73(5) : 812-816.
  • 2) 本條 毅・高倉 直 (1985)リモートセンシングによる都市内緑地の温度分布の解析.造園雑誌,49(5) : 299-304.
  • 3) 加藤 顕・安藤祐樹・吉田俊也・梶原康司・本多嘉明・小林達明 (2014) 簡易型地上レーザーを用いた毎木調査法.日本緑化工学会誌,40(1) :136-141.
  • 4) 近藤純正 (1999)大気境界層の気象(III).地表面の熱収支と気象,天気46 : 769-777.
  • 5) 気象庁. “生物季節観測の情報”. 気象庁ホームページ. http://www.jma-net.go.jp/matsue/tokei/seibutsu/index.html (参照: 2015年5月1日).
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