石炭および石油減圧残油の共液化に対しオレイン酸被覆Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の大規模合成および触媒

SUN Zhi-Qiang; MA Feng-Yun; LIU Xue-Jiao; WU Hang-Hang; NIU Chun-Ge; SU Xin-Tai; LIU Jing-Mei

文献

J-GLOBAL ID：201502203220346887 整理番号：15A1033819

石炭および石油減圧残油の共液化に対しオレイン酸被覆Fe₂O₃の大規模合成および触媒

Large-scale synthesis and catalysis of oleic acid-coated Fe₂O₃ for co-liquefaction of coal and petroleum vacuum residues

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資料名：
巻： 139 ページ： 173-177 発行年： 2015年11月
JST資料番号： A0298B ISSN： 0378-3820 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

2種類の良好分散オレイン酸被覆Fe₂O₃ナノ粒子(NP)を,触媒IおよびIIとして,それぞれミリグラムおよびグラム規模にて水熱方法を用いて調製した。XRDおよびTEMによる分析によれば,この2種類のNPは,それぞれミリグラムおよびグラム規模の調製に対し,直径が約5および8nmの殆ど球形であった。石炭および石油減圧残油(PVR)の共液化結果は,触媒IおよびIIが,100mlバッチ反応器にて行われる同一条件下にて,Fe₂O₃および無触媒の時よりも,より良好な活性を示す,ことを明らかにした。特に,その可溶性部分(SP)収率は,無触媒のケースでは僅かに85%であるが,Fe₂O₃,触媒IまたはII上においては,92%以上であった。それら全体の油収率は,触媒IおよびIIに対し,それぞれ82.83%および83.67%であった,が一方,Fe₂O₃および無触媒に対しては,それぞれ74.69%および70.35%であった。模擬蒸留による分析によれば,触媒IおよびII上におけるディーゼルおよびガソリン収率は,無触媒と比較して増大した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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石炭の物理的・化学的処理 , 触媒の調製

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石炭および石油減圧残油の共液化に対しオレイン酸被覆Fe2O3の大規模合成および触媒

石炭および石油減圧残油の共液化に対しオレイン酸被覆Fe₂O₃の大規模合成および触媒