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J-GLOBAL ID：201502203323268514   整理番号：15A0701191

森林水文学的スギ・ヒノキ樹形モデルの構築

Construction of forest hydrological tree form model for Japanese cedar and cypress trees

著者 (3件)： 戎信宏 (愛媛大 農) ,  高瀬恵次 (石川県大 生物資源環境) ,  大竹奈津子 (追手門学院大 教育開発セ)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 68  号： 1  ページ： 25-31  発行年： 2015年05月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スギ・ヒノキの単木樹形モデルを森林水文学的利用の立場から構築し,単木樹形モデルの樹形係数と立木密度との関係を見いだした。樹高から林分の水文学的諸量が求まること,単位葉面積と枝貯留容量の水高値が求まることを示した。樹高15m以下のスギ・ヒノキの枝打ちは樹冠遮断蒸発と蒸散量に大きな効果があることに言及した。

シソーラス用語： *水文学 ,  スギ ,  ヒノキ ,  形態 ,  *樹木 ,  モデル ,  樹冠 ,  蒸発 ,  含水量 ,  *樹形 ,  蒸散量 ,  *森林水文学
準シソーラス用語： *樹形モデル

分類 (1件)： 水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (13件)：

• 愛媛県農林水産部林政課(1984):スギ・ヒノキ人工林収穫予想表及び林分材積表,p.23-89
• 藤原靖・長谷川宏一・島村雄一・泉岳樹・松山洋(2005):葉面積指数の直接推定法における作業プロセスの違いとそれらの組み合わせが推定値に及ぼす影響-スギ人工林における事例解析-,水文・水資源学会誌,Vol.18,No.5,p.603-612
• 長谷川宏一・尾身洋・比留間祐太・熊谷聡・山本遼介・泉岳樹・松山洋(2013):複数の手法によるスギの葉面積指数の推定-熊本県阿蘇地方を事例に-,地学雑誌,Vol.122,No.5,p.875-891
• 林拙郎・高橋洋子(1997):樹形のモデル化について-スギ・ヒノキの場合-,日本林学会誌,Vol.79,No.4,p.222-228
• 林拙郎・高橋洋子(1999):樹形のモデル化について:スギ・ヒノキ・サクラ類の場合,三重大学生物資源学部演習林報告,Vol.23,p.15-31

タイトルに関連する用語 (6件)： 森林水文学 ,  スギ ,  ヒノキ ,  樹形 ,  モデル ,  構築