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J-GLOBAL ID：201502203355894108   整理番号：15A0783309

秋田県大館市の防火建築帯を中心とした大火復興による都市形成

A HISTORICAL STUDY ON CITY FORMAITION PROCESS BY FOCUSING FIREPROOF BUILDINGS BELT IN ODATE CITY, AKITA PREFECTURE

著者 (2件)： 角哲 (北大 大学院工学研究院) ,  越澤明 (住宅生産振興財団)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 713  ページ： 1707-1715  発行年： 2015年07月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,秋田県大館市における昭和26年市制施行時の都市計画と,昭和28年大火の発生から昭和30年大火を経て,昭和31年大火に至る一連の大火復興計画が都市形成に与えた影響について,防火建築帯の造成に着目して考察するものである。1)昭和28年の大火復興の最大の特徴は,連鎖店舗の建設であったが,経済的理由などで運営は難渋した。2)不燃建築への理解不足で防火地域指定は公共施設の集中する一区画に留まったため,昭和30年の復興で市の意向が住民に覆された要因となり,昭和31年の大火の一因になった。3)大火復興で造成された防火建築帯が昭和31年大火で防火壁として機能した影響は大きかった。

シソーラス用語： 秋田県 ,  *火災 ,  *災害復旧 ,  *耐火構造 ,  建築物 ,  *都市史 ,  商店建築 ,  連続性 ,  防火区画 ,  土地区画整理 ,  集合住宅 ,  商店街 ,  都市構造 ,  町並み ,  大館市
準シソーラス用語： *大火

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 秋田 ,  大館 ,  復興 ,  都市形成