抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,シンボルペア通信路における2元線形符号の新たな復号法を提案する。シンボルペア通信路は,記録の解像度に対して読み出しの解像度が低い記憶装置をモデル化したもので,CassutoとBlaumによって提案された。提案する復号法は線形計画法(LP)に基づいたものである。LP復号法が,ML certificate propertyを持つ,すなわち,出力が整数であれば最尤符号語であることが保証されることを証明する。また,符号の分数ペア距離d
fppを定義し,LP復号法が[d
fp/2]-1個以下のペア誤りを訂正可能であることを証明する。(著者抄録)