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J-GLOBAL ID：201502203607588633   整理番号：15A1263793

カラギーナンの誘導するラットTMJ炎症性過程におけるLED(λ850±10nm)光線療法の評価

Assessment of LED (λ850 ± 10 nm) phototherapy in the inflammatory process of rat’s TMJ induced by carrageenan

著者 (9件)： DE CASTRO I. C. V. (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  ROSA Cristiane Becher (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  CARVALHO Carolina Montagn (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  SOARES Luiz Guilherme P. (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  CANGUSSU Maria Cristina T. (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  DOS SANTOS Jean N. (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  PINHEIRO Antonio L. B. (Federal Univ. Bahia, BA, BRA) ,  PINHEIRO Antonio L. B. (Univ. Camilo Castelo Branco Nucleo do Parque Tecnologico de Sao Jose dos Campos, SP, BRA) ,  PINHEIRO Antonio L. B. (Univ. Sao Paulo, SP, BRA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9309  ページ： 93090J.1-93090J.10  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 臨床診療において顎関節疾患(TMD)治療に向けた光線療法の進展には,顎関節(TMJ)での特にLED(発光ダイオード)のようなフォトバイオモジュレーションの作用を説明するさらなる実験的研究を必要とする。ラット顎関節のカナギーラン誘導性炎症過程に対するLED光線療法の効果を調査した。ラット30匹の動物を炎症と炎症+LED光線療法の2群に分け,最初の照射は炎症誘導処理後24hで行い,照射は48h間隔で繰り返した。動物を2,3,7日に屠殺し,組織切片をヘマトキシリン・エオシン(HE)とピクロシリウスで染色して組織学的評価を行った。炎症群は,関節丘の骨梁間で軽度から中度の慢性炎症性浸潤を示したが,LED群において関節丘は,経時的に幾つかの検体で正常と炎症の欠如を示した。LEDと炎症群を比較した場合,関節丘とディスクのコラーゲン堆積の統計的に有意な差異は見られなかった。またLED群を非照射群と比較した場合,LED群は滑膜の層数が少ないことを示した。LED光線療法がTMJの炎症反応や炎症過程の加速を軽減する効果を有することを示す。

シソーラス用語： ラット ,  カラジーナン ,  *顎関節 ,  *顎関節疾患 ,  *発光ダイオード ,  *光線療法 ,  *消炎作用 ,  滑膜 ,  炎症 ,  免疫反応
準シソーラス用語： *LED光線療法

分類 (2件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  基礎治療学  (GC03012A)

タイトルに関連する用語 (8件)： カラギーナン ,  誘導 ,  ラット ,  炎症 ,  過程 ,  LED ,  光線療法 ,  評価