抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで瀬戸内海では,植物プランクトンの時空間変化は海域ごとに研究され,全域を対象とした俯瞰的な研究はほとんどなかった。本研究では海色衛星MODISのデータを用い,瀬戸内海全域の時空間変化の特徴を明らかにすることを目的とした。瀬戸内海を8つの海域に分け,Chl.a濃度の時系列分析を行った。また,伊予灘における船舶観測データを用いてMODISの推定精度の評価を行った結果,比較的高い精度でChl.a濃度が推定されていた。また,2014年の伊予灘におけるChl.a濃度の季節変化の解析から,Chl.a濃度は秋から冬にかけてなだらかなピークを持つことが明らかとなった。(著者抄録)